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| 【芸能・社会】健さんありがとう 全国で追悼 内田裕也ら4200人が献花台に2014年11月20日 紙面から 
 日本を代表する最後の銀幕スター、高倉健さんが亡くなったことが公表されて一夜明けた19日、東京都内に設置された献花台には朝から多くのファンが訪れた。「幸福の黄色いハンカチ」のロケ地の北海道夕張市の観光施設は、急きょ営業を再開。出演映画「ブラック・レイン」の上映館にも観客が詰め掛けるなど、健さんを悼む声が全国に広がった。 献花台が設けられた東京・丸の内TOEI前には、それぞれの思いを胸にファンが各地から駆けつけたほか、ロック歌手の内田裕也(75)も花を手向け合掌した。 悪性リンパ腫のため、10日に83歳で亡くなった高倉さん。衝撃的な“巨星墜つ”の報に、日本中のファンが落胆した。高倉さんが、長年にわたり在籍し大ヒット作を連発した東映は、感謝と惜別の思いを込めて丸の内TOEI前、高倉さんの思い出がつまった東京撮影所や京都撮影所、東京都内の直営映画館T・ジョイ大泉の4カ所に「追悼 高倉健さんありがとう」と書かれた献花台を設置した。 多田憲之東映社長以下150人の社員が整列して合掌した丸の内TOEI前では、約100人のファンが列をつくり、午後1時からの献花開始を待ちわびた。内田が突然、献花台の前に現れたのは同2時前。黒の上下の正装で銀幕の大スターの死を悼んだ内田は、「残念です。今日は(取材を)勘弁してください」と語り、足早に立ち去った。 主演作「鉄道員(ぽっぽや)」のサウンドトラックが流れる中、最初に献花したのは、午前10時に並んだ関西から出張中の男性で深々と一礼。名古屋から喪服で整列した奥村登美雄さん(64)は、高倉さんの携帯の待ち受け画面を見せて「あの人の映画で育った人間だから」と話した。 花束を手に、何度も目頭をぬぐった大阪市の山本みどりさん(52)は、幼少から“健さん”一筋のファンで「日本人が大事にしている秘めたる心、相手を思いやる気持ちね。役柄と本人がダブるところが魅力でした」。東京都内在住の男性(52)は、午前中に六本木で「ブラック・レイン」を鑑賞後に駆けつけ「どうしても、ありがとう、お疲れさまと言いたくて」とポツリ。 献花は午後6時で終了、4カ所で約4200人が参列した。 PR情報 
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