中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

日米野球きょう那覇で親善試合 小久保監督「最後まで真剣勝負」

2014年11月20日 紙面から

首里城正殿を背にポーズを取る(右から)坂本、前田、日本代表の小久保監督、MLBオールスターのファレル監督、ロンゴリア、岩隈=首里城公園(金田達依撮影)

写真

 5試合の日米野球(12〜18日)を戦い終えた侍ジャパンとMLBオールスターチームが19日、沖縄県の首里城で会見し、20日に沖縄セルラースタジアム那覇で行う親善試合への抱負を述べた。

 侍ジャパンの小久保裕紀監督(43)は「親善試合だが、勝ちにいく試合運びをする。最後の最後まで真剣勝負でいく」と必勝宣言。MLBのジョン・ファレル監督(52)も「これまでの5試合と同じように、MLBオールスターとして恥ずかしくない試合をしたい」と全力を尽くすことを誓った。

 会見には両監督のほか、侍側から坂本勇人内野手(25)と前田健太投手(26)、MLB側から岩隈久志投手(33)とエバン・ロンゴリア内野手(29)が出席した。

 メジャーのスーパースターと魂の交流だ。侍ジャパンの中で印象に残った選手を問われたロンゴリアが「野手では坂本が一番気に入った」と発言。坂本は照れ笑いを浮かべ、自分の耳にしたことが信じられないかのように周囲を見渡した。

 メジャー7年間で打率2割7分1厘、184本塁打、635打点のスター三塁手の目に留まった坂本は、この日米野球で5試合中4試合に6番遊撃で先発し打率3割5分7厘。第3戦では先制2ランも放った。「僕の名前が挙がったことをすごいうれしく思う。もっとレベルを上げて、ロンゴリア選手に一歩でも近づけるよう日々の練習から頑張りたい」と喜んだ。

 日米野球5試合を終えての感想は「1番印象に残ったのはメジャーリーグのスーパースターたちが全力疾走を怠らないこと。感心したし、僕もそういう一番基本である部分を見直さないといけない」。目を奪われたのは派手なプレーではなく、野球に取り組む姿勢。基本に立ち返ることの重要性に気付いた。MLBオールスターとの戦いも残り1試合。ロンゴリアの見立てに恥じないプレーを最後まで披露する。 (小林孝一郎)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ