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理化学研究所は21日、STAP細胞問題の舞台となった神戸市中央区の発生・再生科学総合研究センターの名称を「多細胞システム形成研究センター」に変更するなど組織を再編する。2000年に設立された再生研は幕を閉じる。20日夜、施設の看板が再生研から新名称へ付け替えられた。
再生研は、再生医療の基礎研究などを行う国際的な研究機関として設立。神戸・ポートアイランドで神戸市が進める医療産業都市構想の中核を担ってきたが、理研は研究不正の再発防止策の一環として再編を決めた。
20日は、終業後の午後5時すぎから約2時間かけて、委託業者が建物前にある2カ所の看板を改めた。
再編で職員は439人から329人となるが、転出する職員も勤務場所の変更は当面ないという。理研の担当者は「淡々と再編を進める」と話した。21日も行事はなく、新組織は静かな船出となる。(金井恒幸)
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