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批判集中の「ナンパの伝道師」がアメリカのテレビ番組で謝罪

フジテレビ系(FNN) 11月20日(木)19時44分配信

「日本人の女性ならピカチュウと言っていれば簡単に落とせる」などという動画を公開し、批判が集中していたジュリアン・ブランクさんが、アメリカのテレビ番組に出演した。
女性蔑視とも取れる発言を繰り返すセミナーの動画がインターネット上に公開されると、世界中から非難の的となったアメリカ人のジュリアン・ブランク氏。
「ナンパの伝道師」と呼ばれ世界10カ国以上でセミナーを行ってきた。
先週末、日本でもセミナーを行う予定だったが、ネット署名サイトではブランク氏の来日を拒否するという賛同者が多く集まった。
そのブランク氏が、アメリカ・CNNのトーク番組に出演した。
冒頭、司会者から「世界で最も嫌われている男と呼ばれている」などと紹介されると、ブランク氏は、「まず、わたしが傷つけてしまった人たちに、謝罪したいと思います。本当に申し訳なく思っています」と、謝罪の言葉を口にした。
そして、セミナーでの女性蔑視発言については、「確かにひどいユーモアだと思う」と話し、「冗談だった」と説明した。
そうした動画をネット上に公開したことを指摘されると、「最初は面白いと思ったが、間違っていた。本当に後悔している」などと話した。
ブランク氏の入国拒否の署名を募った女性は「ちゃんとした謝罪ではないかな。これだけ話が大きくなってしまったことに対しての謝罪にしか聞こえない。彼自身が、心から自分でやっていることに対して、謝罪をしているかというと、そういうふうには感じとれませんでした」と語った。
今回、番組でブランク氏は「男性たちに自信を持ってもらいたかった。その指南を行っていた」、「女性の首をつかんでいる画像もユーモアの1つで、前後関係が欠落している。ネットで切り取られた」などと主張。
さらに、これだけネットで批判されても、「セミナーは続けたい」ということを言っている。
イギリスがブランク氏の入国を認めない、入国拒否を求める署名が集まったり、ブラジルも商用ビザの発給をやめますという形で、いろんな国々に、このビザ拒否の動きは広がっている。

最終更新:11月20日(木)19時44分

Fuji News Network

 

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