国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

イギリス人の夫と国際結婚 
思いがけないところで海外生活中
日本への思いを募らせつつ
何故かいつも波乱万丈をしている2児の母
いつの日か日本に帰れることを夢見つつ
未練たっぷりで綴っていきます・・・

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テーマ:
根も葉もないうわさをたてられて
傷ついた私たち。
何も悪いことはしていない。
不倫をしたのでも、
未成年に手を出したのでもない
普通の独身同士で
大人同士の恋愛。
ただ私が離婚経験者で
相手が外国から来た人・・・ただそれだけで
ひどいことを言われたことに
絶望していた。

やっぱり信用できない・・・
周りへの不信感が強くなっていった。
夫は「大丈夫だよ。僕たち何も間違ったことしてないから。」
と自信ありげ。
しかし、私はこの話を人事権を持つ上司がやったことに
異常な怒りと不安を持った。

そしてこの不安が現実のものとなる。

家に帰って一時
泣いていた私の元に
電話が鳴った。
あの、変なうわさを流した男。
私は電話を取る気にはならなかった。
しかし、夫はためらわずその電話に出る。
(スピーカーフォン)

「お前たちの仲を絶対に壊してやる。
このままで終わると思うなよ。」と何故か怒っているこの男。
今考えてもかなり異常な反応のこの男。

それを「・・・・・」とじっと聞いている夫。
そして
「好きにすればいい。
僕たちは本気だし、
何もやましい事はしていない。
あなたは何故、
私たちの間をそんなにも壊したいのですか?」ときいている夫。

「外国人の男を彼氏にもっているというステータスを
離婚した女が持つことがどれだけみっともないか・・・」
とよくわからないことを言うこの男。
どうもこの人、
私がステータスを求めて外国人である夫に
手を出したと思っているよう。
離婚したくせに
偉そうに・・・とでも言いたそう。

しかし、世の中には色々な人がいるもので
外国人と付き合う事を
ステータスと考える人もいるよう。
この人は正にそんな感じに思っていたのだろう。
そんなことがステータスなど・・・
私は考えたこともなかった。

私にとって、
外国人の彼氏を持つことが
いつか国に帰ってしまうという不安の要素になっても
ステータスになるなどと考えることは想像も付かないこと。
しかも一体なにをもって
外国人の人と付き合う事が
ステータスだと思うのか?
未だに疑問。

特に
離婚して日常の生活もままならないほどに
傷つき、苦しみ続けていたあの頃
ステータスどころの騒ぎではなかった。
そんなものは、
人生の中で一番無意味なものだった。
普通の状態に戻りたい・・・。
そう切望ながら
地を這うように生きていたあの頃に
そんな頓珍漢なことを言われても
この男の言う事は理解できなかった。

しかし、そんな私の事情など知らないこの男は
全てを想像の元
私たちを否定する。

夫には
外国人のくせに日本人の女に手を出しやがって・・・だの
外国人は日本人の女を手玉に取る・・・だの
お前(夫)がたぶらかした女はアバズレだ・・・だの
なんでお前たちのようなカップルが存在するのか
目障りだ・・・だの
いままでよくしてやったのに裏切りやがって・・・
などなど・・・

めちゃくちゃな内容。
私も夫もこの人には本当に何もしていないし、
してもらってないのに・・・
なんでこんなに世話してやった気分なのか
意味不明。

この人はどう考えても頭がおかしいとしか思えない。
しかも何で、赤の他人にここまで言われる必要があるのか?

そう思うのは自由だが、
私たちの仲を実際に裂くことなど
できるはずもないし、そんな権利は誰にもない。
独身同士の恋愛になぜここまで言われるのか・・・
怒りでわれを忘れそうになった私。

私が電話を対応していたらきっと
めちゃくちゃになっていたであろう会話は
夫によって何故か丸く収まる。

「僕は彼女と別れる気はない。
僕がどうしたら君の気が納まるのですか?」ときいている夫。
下手に出る必要はないが
これ以上神経を逆撫でして
余計な被害を被りたくなかった夫は
彼へ攻撃する事ではなく
彼を落ち着かせるために
ゆっくり丁寧に話したよう。

「お前が彼女と別れて、
仕事を辞めれば気が治まる」と
無茶を言うこの頭がおかしい男。

「わかった。
でも何回も言うように僕は彼女とは別れませんよ。
しかし、もし仮に今僕が仕事を辞めて
プロジェクトが完全にストップしたら
困るのはあなたじゃないですか?
今あなたが言っている事は、
私が辞めるほどの内容ではないと思いますよ。
何度も言ってますが、
私は彼女のことを本気だと言ってるでしょう?
だから社会的には何の問題もないはずです。

しかし、あなたはもうすぐ結婚するのに
なぜ、僕たちのことがそんなに気になるのですか?
このまま僕を追い詰めて辞めさせたところで、
僕のことを可愛そうに思う人はいても、
あなたをいい人だと思う人はいなくなりますよ。
もっと冷静に考えてください。
あなたのフィアンセもいい気分しませんよ。
他の女性の恋路を邪魔して
仕事まで辞めさせようとしているなんて・・・。」

夫が冷静にこの男を言いくるめた・・・。
現実を突きつけて・・・。

そして、自分の損得を計算したこの男は
このときは黙って引き下がった。

が・・・しかし、この男
このときは引き下がったが
結局は行動に移し、
上司のコネを使い私たちを引き離す。
当時優秀だった夫はもうこの部署には必要だった。
だから、夫はその場に残り
何でもつぶしが利く私が結局飛ばされた・・・。

私にこの変な男のいる環境にいて欲しくなかった夫。
だから夫は納得していた。
しかし、私は何も悪いことをしていないのに
こんな評価を受けることに
怒りとやり場のない気持ちをもった。

人間はなぜ、素直に人の幸せを喜んであげられないのか?
なぜ、他人は他人だと思えないのか?
なぜ、彼らにも色々あるんだと思えないのか?
なぜ、自分の考えが正しいと他人に押し付けようとするのか?

この私たちが一緒になることで
傷つき傷つけたものなど誰もいない。
この人たちだけが、
なぜか私たちの不幸を心から願っていた・・・
彼をここまでさせたものは何だったのだろう?
と今でも時々思うのである。

人って怖いですね・・・。本当に。

・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

ね??
かなり強烈な嫌がらせでしょ?
この男は勝手な思い込み
私達がふしだらな関係だと決めつけて
夫は不良外国人
私は尻軽離婚女
と捉えて
自分が正しいと思う事をやります。
私達が悪いんだという前提で
何をされても文句言える立場にない・・・と思った結果
この男は行動に移したのです。

この人は精神的におかしい人でしたので
日本ではここまでする人は珍しいのかもしれませんが
こういう考え方の人は少なくないと思うのですよ。
自分が勝手に想像した思い込みで
この人達は何をされても仕方がないと
変な解釈をする人。

正に、今回、テリー伊藤や
日本人の批判コメントの内容と
同じような考え方なのです。

だから、私は身に覚えがあったんです。

これが正直に私のトラウマです。
事実
私はこの変な男のせいで
「尻軽女」と呼ばれていた時期がありました。
まあ、男性経験はたった2人(日本人の元夫と今の夫)の
かなり未熟な尻軽ですが・・・。

このブログを読んでいる方や
私の事情を知っている方は
わたしのことを尻軽とは思わないでしょう。
(・・・多分 汗)

でも、パッと見
条件共に
これが私の他人に対する印象なのだと
この時認識しました。
白人の男性を連れた淫らな日本人女性。
男欲しさに白人に手を出したバツイチ女。

世の中の全員とも言わなくとも
数人はそんな目で見ていたんだと
思い知らされました。

私はこの経験から
例えば
バーで見かける外国人と日本人女性も
尻軽に見えて
そうではない事もあると思うようになりました。
私のように勝手に言われているのかもしれないと・・・。

何より、例え事実でも、
本人達がいいのであれば
他人の私が口を突っ込む事ではないとも
思うようになっていきました。

もちろん、これは自分を大切にしない行為です。
外国人だけでなく、誰かまわず、行為に及ぶ・・・。
この行為に関しては
私自身、女性として
賛成ではないです。
でも、これは私の考え方で彼女達の考え方ではない。
そのことを押し付けて批判するのは
なんだか違う気がしています。

それに・・・
私が他人に干渉されて嫌だったように・・・
彼らもきっといい気持ちがしないでしょう。

まあ、事実は本人達しか分からないのですしね。

彼女達も
勝手な想像のもと、
色々言われているとことは
私の状況と同じ。

だから・・・
彼女達のことを色々と言われているのを聞くと
自分の事のように腹が立つ。
まるで
あの頃の私が言われているような
そんな錯覚に陥る。

「あなた達
私の事何も知らないでしょ?
見た目だけで、何故そんな事言うの?」って。

あの当時
そう本当は大きな声で言いたかった。

しかし・・・悲しいかなこれが現実。
私も彼女達も世間では
勝手に想像されて批判される。

だから私にとって
かれらは他人事ではなかったのです。

そして、今回、
この変態ナンパ師が
日本の女性を簡単に落とせると
ぬかしただけでなく
数々の侮辱を日本人女性にやっているところを
ビデオに堂々と納めていた。
日本人女性の尊厳を踏みにじり
何の根拠もなく
東京の女はみな白人なら
なんでもオッケーなんだと平然と言う
この犯罪者まがいの男に
ものすごい怒りを感じた。

女性を物のように扱うその様は
異常そのものだった。
人間として許せない行為。

でも、それ以上に怒りを感じたのは
こんな映像を見ても
一部の日本人の反応が
「仕方がない」だったこと。
ヘラヘラ笑ってる方も悪い
日本人女性が外国人好きなのは事実なので
何言われても仕方がない。
日本人女性の中には尻軽な人もいるから
こう思われても仕方ない。

妙に分かったような口をきく
テリー伊藤も然り
一部の日本人同士の批判も然り

日本人が日本人を見下し
人権を無視している行為をされていても
仕方がないと堂々と言えている事に
ものすごい憤りを感じました。

同じ日本人の女性が見下されているのに
他人事。

そして
勝手な妄想のもと

尻軽と言われている漠然とした日本人女性達を
何されても仕方がないと堂々と言う・・・。

この私の職場にいた脅してきた男と
たいして変わらない思考・・・。
そう思えざる得ない現実。
それがものすごく悲しかった。

私達は他人の事を
知っているようで
本当は全く知らない・・・。
これは事実です。

ぱっと見
彼らの一面を見て
実際にその数々の行為を見た訳でもないのに
噂を信じて
その人をジャッジするなんて
フェアーじゃない。

このことを
私達は理解する必要があると思う。

見た目や状況だけで
人を判断してはいけない。
他人は他人、自分は自分。
自分がおかしいと思う事は
自分がしなければいいだけのこと。
それを他人に色々言う必要ない。

このナンパ男のように他人に危害を加えたり
人道から外れていない
犯罪でない限りは
認めなくても
そっとしてあげる必要はあるんじゃないかと
思うのですよ。

日本人が
こんな変態野郎の言葉を鵜呑みにして
同じ日本人を勝手に卑下するのは
おかしいと思う。

特に外国人の彼氏や夫がいる
同じ境遇の人なら・・・
自分たちの状況が違う事は知っているはず。
だったら
マイナーな事例を取り上げて
仕方ないと妙に納得するのは違うはず。
違うんだと大きな声で言うべきことでは
ないのか?

私達の怒りの矛先は
私達日本人女性を
人間以下の扱いをするこの変態野郎で
日本人女性達にではないはず。

そりゃ、色々な恋愛の形があるから
自分と違えば色々思う事はあるだろう。
でも一番肝心なのは
人は人。
自分は自分。
他人は自分ではない事。
違って当たり前。
そう思う事が大切なんだと思います。

この怒りの矛先を
身内に向けても何も解決しない。
私達はこの変態野郎に
怒るべきだと思います。

NOと言わなければいけない日本人は
この変態野郎の被害にあった女性だけじゃない。
日本人全体の女性が(男性も)
この男に対してもっと怒るべきです。
NOだと・・・
日本人の女性はそんな女性ではないと・・・。

そして、一番大事なのは
どんな人にも等しく尊重される人権があり
どんな理由でも
その権利は侵害されてはならない。
私達が勝手に想像する
尻軽な女性にも

守られるべき尊厳があり、
意思がある。

私達はその事を決して忘れてはいけません。

その事を無視すれば・・・
この変態野郎と何ら変わらないレベル
「すぐやる女は何しても平気」
という犯罪レベルに
成り下がってしまうことを意味します。
そのことを自覚するべきだと思います。

悪い事は悪い事。
どんな人だろうと
女性の尊厳を他人から侵害される行為は
許されない。
それが事実。

白人の夫も日本人の反応に
ビックリしてました。
「日本人は他の国に比べて
そんな人少ない方だと思うんだけど・・・
何で日本人はこんなレイプ男の言う事を
受け入れてる人が多いんだ?」
と・・・。
夫が世界の反応とは思いませんが
日本人が勝手に
この変態男の言う事が
「あながち間違いではない」と
勝手に思い込んでいる所が多いのは
否めないと思います。

「日本人女性は白人なら誰でもヤル」
そんな下品な事を言っているのは
一握りの馬鹿な外国人だけ。
貴方の身の周りにいる外国人が
もしそう言っているのなら
それは、この変態男と何ら変わらない類いの人種です。

しかし、そんな人ばかりではない。
むしろそう考える人の方が少ない。
これが事実です。

そんな少数派の意見に
私達が反応する必要なんて
バカバカしいくらいです。

実際一般の外国人は・・・
日本人の女性がどんなものなのかさえも知らない。
それが大多数。
これが事実です。

だからこそ、
この変態ペテン師が世界中で話題になっている今
私達日本人が「それは違う!」
と言い続けないと・・・
本当に「日本人の女性は白人ならすぐにヤル」・・・
という評価に
今度こそ成り下がるのではないか・・・
そう心配しています。

イギリスでは120万人の署名のもと
この男の入国拒否が決まったそうです。
問題の日本人女性の映像を見て
これだけ多くの人が怒っています。

つまりは
イギリスでは
日本人女性がこのような扱いを受ける事が
仕方ないなんて
思っている人は殆どいないという事。
イギリスだけではない。
世界各国でそういう動きになっているという事を
私達は知る必要があります。

今度は日本の番です。

先日、この変態男は
CNNのインタビューで
謝っていた。
しかし、どれも言い訳ばかり。
心からの謝罪などとはほど遠く
反省なんてまるでない。
人間として最低なのは
インタビューからも分かった。

例えあの男が
今更「あれは悪い冗談だった」と
言い訳がましく謝っても
絶対に許される事ではない事を
私達は言い続ける必要がある。
そう思っている。

微力ながら
日本人として
日本の女性を応援するために
私は今回自分の意見と
体験談を公開いたしました・・・。

色々な考え方があるでしょうが
これが私の考え方です。

何かを考えるきっかけになってもらったら
嬉しいです。





※この経験は正直に辛いものでしたので
1週間後くらいに
この内容は(偏見前後編と脅迫)
削除予定です。
ご了承いただけますと幸です。

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