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生活の党・小沢一郎代表、現職らの離党容認

2014年11月20日22時25分  スポーツ報知

 生活の党(衆院7人、参院2人)の小沢一郎代表が、次期衆院選に立候補を予定している現職らに、選挙戦に有利だと判断した場合は離党を容認する意向を伝えていたことが分かった。党関係者が20日、明らかにした。これを受け、鈴木克昌幹事長(比例東海)と小宮山泰子衆院議員(比例北関東)が離党し、民主党から立候補する方向となった。

 小沢氏と民主党の岡田克也代表代行が同日夜、東京都内で会談し、2人の移籍が固まった。

 党勢低迷から抜け出す道筋が見えない中、所属議員の生き残りを模索したとみられる。小沢氏や参院議員は離党せず、党を存続させる考えだ。

 関係者によると、小沢氏は19日、党所属の衆院議員や一部の元職と個別に会い「新党結成を模索したが、時間切れで無理になった。それぞれが衆院選で勝ち残れるよう考えてほしい」と要請。移籍を希望する政党を伝えるよう求めた。

 鈴木氏らは民主党での立候補を模索し、水面下で民主党側に受け入れを求めた。これに対し、畑浩治(比例東北)、村上史好(比例近畿)、玉城デニー(比例九州)の各衆院議員らは残留の意向を示しているという。

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