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防衛省、空中早期警戒機「E2D」初導入へ
防衛省が日本周辺の空域を監視するため、自衛隊に導入する空中早期警戒機について、高性能レーダーを搭載したアメリカ製の「E2D」を初めて導入する方針を決めたことが分かった。
防衛省は、中国軍機の飛行が増加している東シナ海などの警戒監視活動にあてるため、空中早期警戒機を2018年度末までに新たに4機購入する計画で、来年度予算の概算要求にも購入費用を計上している。機種選定を行った結果、高性能なレーダーを搭載したアメリカ・ノースロップグラマン社の「E2D・ホークアイ」を自衛隊に初めて導入することを決めた。
また、この他、来年度予算の概算要求に計上していた主力装備品の機種選定についても、アメリカ軍が使用する新型輸送機「MV22オスプレイ」や、無人偵察機「グローバルホーク」の導入を当初の予定通り、正式決定した。
防衛省は近く、こうした機種選定の結果を公表する。
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