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生活の党の鈴木氏と小宮山氏 民主党に復党へ11月20日 23時57分
生活の党の鈴木幹事長と小宮山国会対策委員長が、21日、離党届を提出するとともに、民主党に復党を申請することになり、両氏は、民主党の公認候補として衆議院選挙に臨む方向で調整が進められることになりました。
生活の党では、党所属の7人の衆議院議員がより有利な態勢で衆議院選挙に臨めるよう、ほかの野党へ移ることも含めて、小沢代表がそれぞれの議員から意向を確認するなどしてきました。
こうしたなか、鈴木幹事長は20日夜、NHKの取材に対し、「あす、党に離党届を出したうえで、民主党に復党するための手続きを行う。民主党側からも復党を認めるという連絡があった」と述べ、小宮山国会対策委員長と共に、21日、離党届を提出し、民主党に復党を申請する考えを明らかにしました。
民主党側も、鈴木氏と小宮山氏の復党を認めることにしていて、両氏は、民主党の公認候補として衆議院選挙に臨む方向で調整が進められることになりました。
民主党への復党について、鈴木氏は「熟慮を重ねた結果、自民・公明両党に対抗しうる勢力をつくるためには、民主党の候補として選挙に臨むほうがよいと考えた」としています。
また、小宮山氏は「民主党も消費税率の再引き上げは見送るべきだという見解を打ち出したので、政策の方向性を巡る溝はかなり埋まったと考えている」としています。
鈴木氏と小宮山氏は、おととし、当時の野田内閣が消費税率を引き上げる法案を閣議決定したことに抗議して民主党を離党していました。