/作ノ作千日前店@大阪府大阪市中央区にて浪花とんこつ/麺屋はなび高畑本店@愛知県名古屋市中川区にて台湾まぜそば/名古屋驛麺通り屋台(つけ麺)@名古屋驛麺通りにて台湾うま辛まぜそば/TABOO(タブー)@静岡県沼津市にて鶏王/
まあ、寝坊したら寝坊したで何とかなる、とは思いつつも何とか起きられて。
同じ目的とは思えないけど、同じ時間に出発する人も何人かいて、まだこれから飲みに行くぞという人達とすれ違いながら道頓堀へ。
道頓堀の交差点には、朝の5時に営業されているラーメン屋が四天王、金龍、金久右衛門、神座、作ノ作、花丸軒、そしてもう一軒あって、朝から悩みどころ。
立ち寄る毎に食べていこうと三回目の今朝は作ノ作千日前店@大阪府大阪市中央区(ホームページ)、大きく「浪花トンコツ」と掲げられています。
三国店、梅田店、京橋店、と4店舗展開されていて、店先には24時間営業と書かれながら11時から翌9時までと併記されていています。
ちょっと疲れた感のある店先から店内へ入ると、カウンター席のみ、8席と3席の11席に先客4人の具合です。
カップルでこんな時間にラーメンを食べに来るかなと思いつつ、店員さんとハイテンションで会話しているお客さんもいます。
店員さんが二人いたのには、おおちゃんとやっているな、と思いつつ、一人は女性店員さんだったのには驚きました。
メニューは浪花とんこつ、ゆず塩とんこつ、黒とんこつ、魚介満腹、金の味噌とんこつ、ゆず風味つけ麺、とつけ麺もあるんですね。
程なくして浪花とんこつ680円。
スープは炊いたと言うか作った味わいで、美味しいか美味しくないかと聞かれれば美味しいスープ、朝から豚骨ラーメンはどうかと思うけど美味しいです。
中細麺はこの手のラーメンにしては麺量が多く、最後の一本まで熱々で頂けます。
トッピングはチャーシューと青ネギのみとシンプル、このスタイルを「浪花とんこつスタイル」で宜しかったでしょうか。
食べ終わって会計を済ませて店外へ、小雨が降る中を大阪上本町駅まで歩きます。
道はほぼ一本道ですが、30分程かかり、予定通り6時12分発の急行に間に合いました。
急行の始発なのですが、それなりにお客さんがいて、座った瞬間ぐっすり。
奈良の山奥をひたすら走ります。
車窓は一時間も二時間も変わらず、見ていても飽きることはありませんが、朝が早かったのでぐっすりと寝てしまいました。
伊勢中川、近鉄蟹江で乗り換えて八田へ、小雨の中を歩くこと15分で麺屋はなび高畑本店@愛知県名古屋市中川区(ホームページ)、2010年10月に続けて二度目の訪問ですが、前回は台湾まぜそば(が当時販売されていたにも関わらず)を食べていません。
すんごい並んでいるとの前情報でしたが、地方の店にありがちな「開店時刻直前まで誰も来ない」だろうと思いつつ、(始発電車の関係で)1時間10分前に到着しましたが誰もいません。
ですが、開店50分前になると並びだし、その後一気に混み出して、開店時30人以上が並んでいます。
店先を見ると「名古屋元気飯台湾まぜそば先進委員会」のステッカーが貼ってあり、ここ名古屋では強力に台湾まぜそばを推し進めているのですね。
それに比べて東京ではちょっと斜めに構えている感じ、気持ちは分からなくもないですが。
店先の貼り紙を見ていると「11/15 春日井店オープン」とあり、えっと、春日井には袂を分かつたてっぺんがあると思うのですが。
その後、店員さんが開店準備を進め、はなびの接客の特徴である「店先のお茶サービス」が置かれます。
今日の様に雨が降って寒い日は、毛布が助かりますね。
定刻になって開店、お客さんが券売機で食券を買うまで次のお客さんを店内に入れないので、プレッシャーを感じることなく食券を買えます。
というのも、はまびはとてもメニューが多いので、券売機でボタンを探すのが難しいです。
その誘導をする女性店員さんは誘導専門、他に4人もの店員さん、やや手すきのタイミングもありましたが、保険の範囲でしょう。
一番奥の席に座って店員さんに食券を渡すと、「一番に並ばれたお客様には110円のトッピング(味玉、のり、背脂、九条ネギ、メンマ、あおさ)をサービス」されているとのこと。
それではと、九条ネギをお願いしました。
カウンターのみ10席と4席、他のお客さんのオーダーも聞いていましたが、殆どのお客さんが台湾まぜそば、ですが追い飯の説明はしていませんでした。
厨房内の店員さんのTシャツは色や模様がみんな違っていて、なんかとてもいい感じです。
10分ほどでカウンター越しに手渡された台湾まぜそば780円、一番客サービスで九条ネギ増し。
調理を見ていましたが、茹で上がった麺をデポザルの中ですりこぎ棒を使って「擦り付ける」ように見えて、単にかき混ぜているだけに思えます。
しかしして丼の中でのタレとのかき混ぜは徹底的にやっているので、食べる時はほぼかき混ぜることなく(かき混ぜるようにの案内はされません)そのままで食べられます。
具材を馴染ませる程度に混ぜてから食べると、スンゴク旨い、何だよこれ、他店の台湾まぜそばとは全然、根本的に違うんじゃないのか。
世の中に多くの台湾まぜそばがあるけど、「はなびの台湾まぜそば」と「はなびではない台湾まぜそば」に別けられるのではないでしょうか。
とは言いつつ、本場名古屋でそんなに多くは食べていないのですが。
美味しい理由は分かっていて、醤油ダレとニラや挽き肉と合わさって味わったことのない美味しさとして感じられること。
力の入らない座ったままの姿勢のお客さんがかき混ぜても、味が混ざるだけで新しい味にならないけど、立った調理人が気持ちを込めて(丼を煽ってまで)かき混ぜれば新しい味になること。
つまり、「台湾まぜてあるそば」と「台湾まぜなければならないそば」の違い、店員さんが混ぜれば最後の一本まで熱い麺も、お客さんが混ぜれば麺も冷めてしまう。
そして途中で回し掛ける昆布酢の何と美味しいことか、個人的にこれがないと台湾まぜそばとは認めません(あくまでも個人的にですが)。
食べ終わったら追い飯。
台湾ミンチ(辛味挽き肉)は多めにトッピングされていますので、普通に食べればタレと共にしっかりと残ります。
丼に箸を乗せて店員さんに渡し、レンゲ一杯分のごはんを混ぜて、レンゲでいただきます。
いやはや美味しかった、ご馳走様でした。
席を立って、カウンター席に座ったお客さんの背中と、壁際に座った待ち客の間を抜けて帰るワケですが。
私が「ご馳走様でした、とても美味しかったです。」と店内に響き渡るほどの挨拶をしたせいもあってか、店員さんに、全員、足と手を止めて「ありがとうございました」と挨拶していただき。
何人かのお客さんから「一体誰?」と視線を受けて恥ずかしかったです。
さて、はなび全店制覇へ向け二軒目、、、蟹江店は日曜定休日です、はい、店先まで行って確認しました(公式ホームページにも記載されています)。
雨の中を歩こうが、駅から15分かかろうが関係なく、お休みはお休み。
小田原までの在来線の切符を買い、戻らなければ何度でも途中下車できる長距離切符。
先ずは名古屋駅で下車、って、三駅しか乗っていません。
堂々と改札を出て、名古屋驛麺通り(えきめんどおり)屋台(つけ麺)@名古屋驛麺通り(名古屋市中村区名駅)へ。
ジェイアール東海フードサービス(株)の経営、施設自体は2002年12月オープン、私は2003年9月、2007年8月の二回訪問。
駅構内(改札外)にあるんだから朝9時くらいから営業していれば色々と使い勝手がいいのですが、普通に11時開店の22時閉店なんですよね。
他店舗はほくと亭(札幌ラーメン)、えいふく町(東京ラーメン)、きのかわ軒(和歌山ラーメン)、がんがら堂(博多ラーメン)、だいせつ洞(旭川ラーメン)と全国の味を網羅、一時は沖縄や高山のラーメンを販売する店舗が営業していたこともありました。
以前は「大阪驛麺通り」「静岡驛麺通り」もありましたが、ラーメン屋から「らーめん酒家」へリニューアルし、現在では尾張一宮に1店舗、新大阪に1店舗、浜松に1店舗、静岡に1店舗と展開しています(尾張一宮以外は実食済み)。
壁際に待ち行列を作って、人がすれ違えるほどの狭い通路の片側に店舗が並んでいて、この屋台(つけ麺)だけが反対側に設置されています。
ランチタイムを過ぎていますがどの店舗も外待ち(?)数人の大盛況、電車の時間を考えながら一番少ない列のこちらへ接続。
屋台(?)としてカウンター8席、通路反対側に4席とかなり狭い。
メニューは濃厚つけ麺、屋台つけ麺、台湾うま辛まぜそば、辛まぜそばの四種類、口頭注文後会計で、座れてお冷を飲む前にラーメンが提供されます。
台湾うま辛まぜそば802円。
まあ、なんというか、黄身が流れちゃっている時点で、、「台湾まぜそば」とは言っていませんけどね。
他のトッピングはゆでモヤシ、刻みニラ、刻み玉ねぎ、ひき肉、板海苔に魚粉、サイコロチャーシューと値段の割に豪華です。
タレが麺の茹で湯で薄まってしまっているので、全体的にあっさり目の味付けというか、薄いというか、
中太麺は固め仕上げでタレや具との相性より、食べごたえを優先しています。
ご馳走様でした、また、何かのついでに立ち寄りたいと思います。
新快速や普通を乗り継いで原駅、降りたことのない駅の方が圧倒的に多いのですが、この駅も今まで降りたことがありませんでした。
かなりの雨、真っ暗、こんな中に独りで入っていくのにどんな意味があるのだろうか。
まー、無いわな。単なるラーメン好きってことだ。
駅から川沿いに歩いていって、大きな歩道橋を上って国道を渡ると、すぐそこにお店の看板が見えてきます。
TABOO(タブー)@静岡県沼津市、中川で修業されていたかたが独立されました。
いつも通りロクに下調べしてこなかったので、新鮮な気持ちで券売機へ。
豚チャーシューと鶏の唐揚げに大別されるのか、普通の醤油、油そばもあるんだ。
食券を買って店員さんに渡すと、無料トッピングのニンニクだけ聞かれました。
店内は厨房を囲む10席と4人掛けテーブルが3卓、席に座って改めてメニューを見ていると店主さんらしき人がゆらりと店内を徘徊されていたので、お声掛けさせていただきました。
天井からの仕切にはチャレンジメニューが張り出されていて。2.6キロを26分完食で無料とか。
私の友達に食べるだけなら大阪に1人、東京に2人、いるけど。時間制限があると厳しいんじゃないかな。
程なくして鶏王780円、おお、大盛りじゃなくて良かった。
野菜は殆どがモヤシ、スープは柔らかい豚骨ダシ、中川製麺(笑)の中太麺は固め仕上げでとても食べやすいです。
スープにはかなり背脂が使われていますが、あまりくどくありません。
麺を半分くらい食べたところで鶏の唐揚げを食べてみると、これがまたいい感じで美味しいですねえ。
とても美味しく頂きました、ご馳走様でした。
来た道を駅まで歩いて戻り、原駅から小田原駅へ、ふう、名古屋から在来線は遠いし疲れるな。
2014年11月09日
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京都ではカプセルホテルですよね。
50過ぎの貧乏旅行もなかなか楽しそうですね。