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ことしの英単語は「vape(電子たばこ)」11月20日 14時12分
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イギリス・オックスフォード大学は、ことし最も注目された英語のことばに、香りの成分やニコチンを含んだ液体を電気で蒸発させて吸い込む「電子たばこ」を意味する「ベープ(vape)」を選んだと発表しました。
イギリス・オックスフォード大学の出版局は、毎年、インターネット上で使われた英単語を調査し、最も注目を集めたことばを選んでいます。
ことしは1億5000万もの単語の中から選定が行われ、18日、香りの成分やニコチンを含んだ液体を電気で蒸発させて吸い込む「電子たばこ」や、それを使用することを意味する、「ベープ(vape)」を選んだと発表しました。
それによりますと、「ベープ」は、電子たばこが商品化される20年ほど前の1983年、喫煙に関する論文の中で初めて使われたということです。
また、「ベープ」という単語の使用頻度は、2年前に比べて30倍となっているほか、電子たばこの市場もこの5年間で数百万ドル規模に成長したと指摘しています。
一方で、電子たばこを巡っては、アメリカやフランスなどで規制が進められているほか、日本ではニコチン入りのものは販売が認められていません。
オックスフォード大学の出版局は、過去には、スマートフォンなどでみずからを撮影することを意味する「セルフィー(selfie)」や、日本から本格的に広まった数字パズル「数独(sudoku)」などを最も注目された英語のことばに選出しています。