絶対に単体で契約などしてはいけない
iPadを購入する際に、キャリアと契約を単体では結んではいけません。単体で契約というのは、スマホとセットで契約しない事を指しています。その単体での契約をした場合のプランは以下の通り(ドコモの場合)。
端末代は、月々割などがあるので、iPadmini3だと実質無料で購入することができるので、端末費用は考慮しません。ドコモで契約をした場合、最低料金が5,500円ですが、これは2年に換算すると132,000円にもなります。
一方、SIMフリーiPadmini3(16GB)と格安SIM(IIJmio)の場合、80,200円である。
その差額は5万円になる。
新しいiPadmini3がもう一台買える勢いですw
これより、安易にキャリアと契約してはいけない事が伺えます。ドコモもそうだし、auやソフトバンクでも同様な事が言えるでしょう。ただ、auやソフトバンクで購入したiPadは海外ではSIMフリーになるとしても、格安SIMの恩恵を受ける事ができない場合があります。現在のMVNOはドコモ回線が主なので(一部au回線もある)、それを考えるとMVNOでは発展途上であるauとSoftBankのiPadを購入する理由が見当たらないし、売却益も少なくなるので、やめておきましょう。
2台目プラスは?
まだ救いようのあるプランがこれです。
携帯電話をドコモで契約しており、さらにiPadが欲しいという方は、こちらのプランを選びましょう。SIMフリー版を買うよりお得になる場合も?
SIMフリー版(24ヶ月分割)+格安SIMの月々の支払い料金は約4000円程になる。
それに比べてドコモでiPadair2の16GB版は月々の分割費用が540円で通信費もシェアパックで2,500円。つまり月に3,000円で済むのです。SIMフリー版よりも1000円安くなる。
しかしながらこれはスマホのデータ通信とシェアする事が前提なので、値段は至って安いように見えるが、たった2GBしか使えないのにスマホ+iPadが月に9,000円以上するのは頂けない。笑
対案
では、スマホもiPadも使いたい人はどうすれば良いだろうか?その対案をここで紹介します。
その対案とは、SIMフリースマホ+SIMフリーiPadを格安SIMでの運用である*1!
使うSIMはもちろんIIJmio(BIC SIM)である。以下がIIJmioのプラン
上記のファミリーシェアプランが2台持ちにとっては相性が良い*2。
そのファミリーシェアプランに通話の基本料金をプラスすると、月々の料金は
3,523円!
ドコモはシェアで2GBしか使えないのに9,000円で、IIJmioだとたったの3,500円なのだ。その差5,500円。
しかもIIJmioのミニマムプラン×2で運用すると、さらに500円も安くなります。笑
もちろんドコモのプランはカケホーダイも含まれているので、その分割高にはなるのだが、格安SIMを検討されている方はだいたい通話をしない方が多いと思われる。たとえ通話をするにしても現在では3分以内無料の楽天でんわもあるし、050PLUSなどの通話アプリも使用する事で、カケホーダイプランを必要としない事もできる。
IIJmioにもMNPができることから、ドコモやau、ソフトバンクを利用している方はこちらを検討してみてはどうでしょう?
注意事項
上記の対案は一見安いように見えるが、デメリットがないわけでもない。
格安SIMを使うという事は、今まで使用してきた”xxxx@docomo.ne.jp”といったキャリアメールは使えなくなるなどの欠点もあります。
また、上記は通信料のみを対象としているので、機種代金については考慮に含まれていない。現在、キャリアでは客の争奪合戦が繰り広げられている。機種代金0円は当たり前になり、それに加えてキャッシュバックまでもある。格安SIMを使う場合は自分でそれらの機種を用意しなければならず、その分家計の負担にもなる。
上記の例で差額が5500円と出たが、2年に換算すると13万円以上もの価格となる。つまりこの13万円以下でiPadとスマホを自前で用意しなければならないです。
現在iPhone5sはヤフオクで4~5万円で取引されている。またiPadはドコモ版でも海外、そして格安SIMが使える事からSIMフリー版でなくても良い。その価格も4~5万円程度になっている。つまり合計すると8~10万円の端末費用が必要となる。もちろんキャッシュバックなんてないので、キャッシュバックが数万円以上になりそうならばキャリアでの契約を結んだ方がお得になるかもしれない。その考え方に関しては以下の記事を参照にしてもらいたいです。