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 インドの売春宿に売られ、性暴力にさらされるネパールの少女たちがいる。助け出された3人が、支援する愛知県内の団体の招きで来日し、「人身売買を止めるため、現状を知ってほしい」と訴えた。

 「生きる希望なんて、何もなかった」

 パビトラ・スナルさん(17)はネパールの貧しい村で、7人きょうだいの3番目に生まれた。14歳の時、洋服を買いに行った先でお茶を飲んで記憶が途切れた。村人がお茶に薬を入れていたことは、後で知った。