2006年12月05日

ドラム缶ピザ・焼芋/バウムクーヘン:明治大学

作業全景黒川青少年野外活動センターで12月2日()、明治大学とのジョイントプログラムが行われた。明治大学の希望者を募り、神奈川県の森林インストラクター5名や里山ボランティア達と共に野外活動センターの里山・土手の手入れを体験したり、ドラム缶を使って手作りピザ、ドラム缶での焼芋、青竹を芯にした手作りバウムクーヘン作りを通して、黒川の自然を体験した。


<ピザ工房>

生地に材料揃えピザの材料のベーコン、タマネギ,ピーマン、人参、椎茸、チーズなどを用意。

 

生地を煉る

 

 

ピザの生地を丹念に手のひらでまとめる。

 

ピザ生地を飛ばす

 

 

職人肌の学生は、ピザの生地を空中で回転させて形を作るのには驚いた!

 

ドラム缶にピザを入れる

 

 

ドラム缶に火を起し、バーベキュー板の上に、ピザを載せて、高温で一気に焼く。

 

焼けたピザ

 

 

カリッとした「手作りピ

ザ」が完成!美味い。

 

 

 

 

<焼芋工房>

芋をドラム缶に入れる焼芋専用の煙突付きドラム缶で、小石を熱しその遠赤外線で芋を焼く。

芋は大学の圃場で取れた本当の「大学芋

 

ひたすらドラム缶の火を絶やさないように注意するだけ。

 

 

焼けた芋

 

 

水っぽくないホクホクした甘い焼芋が完成!

 

 

 

 

 

<バウムクーヘン工房>

クーヘンの生地造り「バウムクーヘン」は生地作りから。タマゴ、砂糖、小麦粉、バター等を良く撹拌。

 

 

竹に生地をつける野外活動センターの敷地から青竹を切ってきて、芯にする。

それに生地を巻きつけて、コンクリートU字溝の中に炭を起して、丹念に焼く。

 

 

ひたすら焼く1

 

生地が乾いたら、また生地を塗り、炭火で焼く。

この繰り返しを約2時間かけて行う。

 

 

ひたすら焼く2

 

 

単調な作業の連続の繰り返し。

 

 

 

 

焼けたクーヘンを竹から抜くおよそ2時間後には、直径15cm位の年輪がはっきりした「バウムクーヘン」が完成。

 

竹から焼けたクーヘンを引き抜く感動の瞬間

 

完成したクーヘン

 

ユーハイムのバウムクーヘ

ンにも負けない本格的な美味しい味だ!

 

 

作業全景

 

 

 

 

 

 

 

 

<里山保全作業>

青竹の間引き伐採

 

 

密生した青竹を間引き伐採

 

土手の手入れ

 

 

ススキや雑草が茂る土手を

手入れ

 

 

 

 

明治大学は黒川の上(かみ)地区に実習農場を設置する計画が進んでいて、これからは川崎市麻生区・黒川地区の農業経営者と密接なコラボレーションによる「先端農業」の研究や都市型農業に必要な生産性が高い野菜や果実の栽培などを行い,その成果の黒川への還元が期待されている。

 

明治大学の学生達に黒川の現状を知ってもらうためにも、このような企画は意義があると思う。

           (写真は、明治大学の御了解を戴いています。)