2020年東京五輪・パラリンピックで、東京都は19日、都が新設する10会場のうち、バスケットボール、バドミントンなど3会場の建設を中止すると表明した。会場計画の見直しで施設整備費は約2千億円圧縮し、約2600億円になる見通し。都議会の特別委員会に出席した舛添要一知事は「都民にとって真に価値のある五輪レガシーを残す計画に生まれ変わらせる」と強調した。
舛添知事と会談した国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長も計画の変更を了承した。
立候補ファイルでは当初、10会場の新設などで計1538億円の費用を見込んでいた。しかし、建設資材の高騰などで費用が膨らむことが予想されたため、舛添知事は6月、計画を変更する考えを示していた。
都によると、バドミントンとバスケットボールの会場となる予定だった「夢の島ユース・プラザ・アリーナA」「同B」の2会場をそれぞれ、「武蔵野の森総合スポーツ施設」(東京都調布市)と「さいたまスーパーアリーナ」(さいたま市)に変更する方針。
セーリングについても「若洲オリンピックマリーナ」の新設を中止し、既存施設の「若洲海浜公園ヨット訓練所」(江東区)を改修・拡張して活用する。
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