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高倉健さん献花 3500人訪れる11月19日 20時50分
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今月10日に亡くなった俳優の高倉健さんに別れを告げる献花台が東京都内の映画館に設けられ、およそ3500人のファンが訪れました。
高倉健さんは、半世紀を超える俳優人生で205本に上る映画に出演し、国民的な俳優として親しまれましたが、今月10日、悪性リンパ腫のため83歳で亡くなりました。
19日は「網走番外地」や「鉄道員」など高倉さんの主演映画を数多く製作した東映が、東京都内にある2か所の映画館に一般のファンに向けた献花台を設置しました。
このうち、東京・中央区の「丸の内TOEI」の前の献花台には、映画「ホタル」と「鉄道員」の公開当時のポスターと高倉さんの直筆の名前入りの台本が飾られました。
献花台は午後6時まで設けられ、2か所で合わせておよそ3500人のファンが白い菊の花をたむけ、高倉さんとの別れを惜しみました。
都内に住む30代の女性は「高校生のころからかっこいい俳優として憧れていました。俳優としても、人間としても深みのある男性だったと思います」と話していました。
また、都内に住む60代の男性は「高倉健さんの映画を見て育ってきたので、とてもショックを受けています。もう高倉さんのような大スターは出てこないと思います」と話していました。