古舘伊知郎氏がゲストの発言に驚き「はっ?」と聞き返す
14日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)で、日本の政局を伝える際、古舘氏がゲストの佐藤芳之氏の発言に驚く一幕があった。
今回のゲストコメンテーターの佐藤氏は、「ルワンダ・ナッツ・カンパニー」会長でアフリカベンチャー企業の第一人者 と言われる人物だ。ケニアでナッツ事業を興し、40年で年商を30億円にまでにした実績を持つ。
放送では、民主党も容認しているとされる消費税10%の「先送り論」について報じ、民主党・野田佳彦元首相のアベノミクス批判や、消費増税の先送りで混乱する財務省や日本銀行内部についてのVTRを流した。
VTR後、古舘氏が佐藤氏に「あの、アフリカの大地と、アフリカの人の世を、ずっと長く見続けてきた佐藤さんから見ると、この解散総選挙のにわかな流れっていうのはどんな風に映りますか?」とたずねると、佐藤氏は「一言で言えば、素晴らしいんじゃないでしょうか」と答えた。
これには、古舘氏が一瞬「はっ?」と、驚いたような声で聞き返してしまった。しかし、佐藤氏は「というのは、(アフリカは)長期独裁政権で、ずっと同じ権力者が統治しているという状況が続いている中で、例えば、今回の動きのように『選挙をしよう!』と。こんなに民主的なところはないんで。羨ましいです」と、日本の民主主義を称えた。
佐藤氏のコメント受け、古舘氏は「あ、そうか。アフリカは『生涯大統領』みたいに、権力者がずーっと独裁?」と、あえて聞くと、佐藤氏は「独裁です」と、答えた。
佐藤氏は続けて「ですから、民衆側も『もうちょっと変えてほしい』と言っても、術が無い。それを今回、日本のように政府の方から解散して、民意を問うと。日本の国民は大変幸せな国民だな、と見えますし。素晴らしいチャンスを与えてもらっているんだから、このチャンスを活かして、十分に国民の皆様の気持ちを反映してほしいと。素晴らしいと思います」と、持論を述べた。
アフリカの現実を生きてきた佐藤氏の意見に、古舘氏は「なるほどねえ。それをストレートに受け取って『その通りだ』と思う方と、皮肉を込めて佐藤さんがおっしゃってると思う方もいるかもしれない」と、笑顔を見せながらコメントした。
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・古舘伊知郎氏が「報道ステーション」中継でかみ合わずイラ立ち「いや、そうじゃなくて」
今回のゲストコメンテーターの佐藤氏は、「ルワンダ・ナッツ・カンパニー」会長でアフリカベンチャー企業の第一人者 と言われる人物だ。ケニアでナッツ事業を興し、40年で年商を30億円にまでにした実績を持つ。
放送では、民主党も容認しているとされる消費税10%の「先送り論」について報じ、民主党・野田佳彦元首相のアベノミクス批判や、消費増税の先送りで混乱する財務省や日本銀行内部についてのVTRを流した。
VTR後、古舘氏が佐藤氏に「あの、アフリカの大地と、アフリカの人の世を、ずっと長く見続けてきた佐藤さんから見ると、この解散総選挙のにわかな流れっていうのはどんな風に映りますか?」とたずねると、佐藤氏は「一言で言えば、素晴らしいんじゃないでしょうか」と答えた。
これには、古舘氏が一瞬「はっ?」と、驚いたような声で聞き返してしまった。しかし、佐藤氏は「というのは、(アフリカは)長期独裁政権で、ずっと同じ権力者が統治しているという状況が続いている中で、例えば、今回の動きのように『選挙をしよう!』と。こんなに民主的なところはないんで。羨ましいです」と、日本の民主主義を称えた。
佐藤氏のコメント受け、古舘氏は「あ、そうか。アフリカは『生涯大統領』みたいに、権力者がずーっと独裁?」と、あえて聞くと、佐藤氏は「独裁です」と、答えた。
佐藤氏は続けて「ですから、民衆側も『もうちょっと変えてほしい』と言っても、術が無い。それを今回、日本のように政府の方から解散して、民意を問うと。日本の国民は大変幸せな国民だな、と見えますし。素晴らしいチャンスを与えてもらっているんだから、このチャンスを活かして、十分に国民の皆様の気持ちを反映してほしいと。素晴らしいと思います」と、持論を述べた。
アフリカの現実を生きてきた佐藤氏の意見に、古舘氏は「なるほどねえ。それをストレートに受け取って『その通りだ』と思う方と、皮肉を込めて佐藤さんがおっしゃってると思う方もいるかもしれない」と、笑顔を見せながらコメントした。
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