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【サッカー】

今野だ!岡崎だ!アギーレ連勝締め 豪アジアカップで2連覇だ

2014年11月19日 紙面から

日本−オーストラリア 後半、チーム2点目のゴールを決める岡崎(左)=ヤンマースタジアム長居で

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◇キリンチャレンジカップ 日本2−1オーストラリア

 アギーレジャパン、アジア・カップ2連覇に向け、2014連勝締め−。サッカーの日本代表(FIFAランキング52位)は18日、オーストラリア代表(同94位)と対戦し、MF今野泰幸(31)=G大阪=、FW岡崎慎司(28)=マインツ=がゴールを決め、追いすがるオーストラリアを2−1で振り切った。アギーレ監督就任後の成績は3勝1分け2敗。オーストラリアとの国際Aマッチ通算対戦成績は、8勝8分け7敗となった。

 後半32分、豊田と交代してベンチに下がるFW岡崎にアギーレ監督から最高の賛辞が贈られた。「お前は生まれながらのストライカーだ」

 新体制後、ワントップに入った岡崎になかなかゴールは生まれなかった。だが後半23分、右から突破したCB森重のグラウンダーのボールに岡崎はゴールに背を向けたまま右足のヒールで押し込んだ。「最後まで諦めないでチャンスを待ち続けたから生まれたゴール。決めたいという気持ちがゴールになった」と岡崎は会心の笑みを浮かべた。

 これで代表歴代3位の通算40ゴール。「カズさん(55ゴール)まではまだまだ。50点は取りたい。40ゴールより80試合以上(85試合)試合に出続けられていることの方がうれしい。これまでゴールは自分が代表で生き残るために必要なものだった。いろんなポジションもこなしてきたし…。今後は大事な試合で決めることを目指したい」と節目のゴールで自らの新しい目標を設定した。

 ホンジュラス戦ではチームが大量6点を挙げた中、エースが無得点。「危機感というよりは、ボールがどうしたら集まるのか考えた。チームの状態がいい時は他の選手も機能している時だから、なかなかこない。でも、チームが苦しい時や、うまくいっていない時には必ずボールがくる。チャンスはくる」

 点だけを狙うポジションではないが、岡崎はその中でさらに自分のレベルアップを考え始めた。「前田さん(磐田)とかがワントップで結果を出していたのはすごいことだと思う。強い気持ちがなかったらやれないポジション。できたら自分のレベルも上がる」。日本代表の真のエースへ、岡崎はさらなる高みを目指す。 (荒川敬則)

 

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