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【大リーグ】

アルテューベ本領 今季安打王 MLB軍 お返し連勝

2014年11月19日 紙面から

日本代表に勝利し、2戦連続3安打のアルテューベ(左)らナインをハイタッチで迎えるファレル監督=札幌ドームで(戸田泰雅撮影)

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◇日米野球<第5戦> MLB3−1侍日本

 公式試合の最後を黒星で終えるわけにはいかない。MLBオールスター軍は、大谷に7三振と苦しみながら6安打を集めて意地の2得点を挙げ、3−1で逃げ切った。今季両リーグ最多の225安打をマークしてアの首位打者に輝いたアルテューベ(アストロズ)は、いずれも右方向へ、大谷からの2安打を含めて2戦連続の3安打。

 「きょうはボールが良く見えていて、何本か良いところに落ちてくれてラッキー」と謙遜した身長168センチの好打者を、ファレル監督は「彼は(レギュラーシーズン)162試合で安定した力を出している。その力があれば、この短期間でも複数安打が打てるんだ」と、手放しで褒めたたえた。

 初回はアルテューベの安打で幕を開けたものの、プイグ(ドジャース)以下が3者連続三振。プイグは151キロの内角直球とフォークで2三振を喫し、「メジャーで投げる能力がある。短い準備期間で打てる投手じゃない」と感服させられたが、さすがにMLB軍。二の轍(てつ)は踏まない。

 大谷から2打数2安打だったエスコバル(ロイヤルズ)は「前田、金子、大谷の3人で最も攻略が難しかったのは誰か」の問いに「今夜の投手(大谷)だ。とにかく、球が速い」と即答した。

 20日の親善試合(那覇)を除き、公式な日米野球はMLB軍の2勝3敗で終了。それでも、3連敗から2連勝と盛り返したからか、ファレル監督は「投手の頑張りで打撃のいい流れができた。この2試合で、だんだんタイミングが合ってきた」と納得の表情を浮かべた。 (廣田学)

 

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