先日、2冊の本(以下参照)を買い、MEGAスキャンで自炊代行してもらったという日記を書いた。
- 作者: 中田育男
- 出版社/メーカー: 朝倉書店
- 発売日: 2009/11/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 前橋和弥
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2009/06/20
- メディア: 大型本
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肝心の上がってきたPDFの出来について、ちょこっとみて「お、よく出来てるな」と思って放置していた。
が、しかし!今日見たところ、「なんじゃこりゃああ!」となってしまった。
PDFの出来が悪い
なんか赤い!偶数ページ上部に黄ばみだかノイズだかわからんようなものが!
しかも色合いのせいかしらんが、全体的にもったりして垢抜けない感じだ。
うーむ、これでは気になって中身を読むどころの話じゃないぞ。
しかし、文字自体ははっきりとスキャン出来てる。
ならば、話が早い、画像を補正してPDFを作りなおすことにした。
修正の手順
まずはPDFから画像を取り出す。
PDF-XChange Viewerなるものをインストール。
PDF-XChange Viewer - 窓の杜ライブラリ
これを使い、元のPDFをPNG画像(画像の劣化が怖かったので・・・)に変換し、フォルダに保存。そして、肝心の画像の補正については、XnViewというツールを使った。
XnView - 窓の杜ライブラリ
XnViewによる自炊本の画像補正は以下のブログが参考になった。
PDFの色が薄い文字(本・書類をスキャンした)画像を濃くする
まずは、PDF-XChange ViewerによってPDFから取り出した画像を格納したフォルダをXnViewのウィンドウ内にドロップし、クリック。
適当な画像を選び出して実験してみる。上部メニューバーから
画像-修正-明るさ/ガンマ/コントラスト/カラーバランスを選択。
ガンマ修正の値を下げると、文字の黒色が濃くなり、コントラストを上げるとより全体の白色度が高まった。
自分は、
明るさ・・・変更なし
コントラスト・・・35
ガンマ修正・・・0.40
カラーバランス・・・赤 -1 青0 緑0
としておいた。
すると、結構いい感じになった。ただ、これでは画像全体に適用できないので、上部メニューバーの
ツール - 一括変換
を選択し、全般タブで画像の入力先と出力先を指定、
また、変形タブで先程のコントラスト等の設定を行い変換した。
そして、先ほどの画像を修正したのがこちら。
ページの色合いも白味がましてスッキリした感じに。もともと中身が白黒で文字ばかりのページばかりだったせいか、ちょっとした工夫でかなり見やすくすることができた。
あとは画像をPDF化すればOK。画像をPDF化するツールにはいろいろあるので、探してみると良いでしょう。自分は「画像梱包」というツールがお気に入りでよく使っています。
この記事が自炊代行から上がってきた出来の悪いスキャンデータに困っている人の助けになれば幸いです。