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 ヤンマーが、見た目にこだわった建設機械を開発した。昨年発表したスポーツカー風トラクターの発売も決定。機能重視で武骨、という機械のイメージを、デザインの力で一新させ、売上高1兆円企業への成長をめざす取り組みだ。

 19日に大阪市内で公開したショベルカーは、白いボディーの輪郭に沿って青いLED照明が光る。

 運転席はなく、リモコンで動かす。災害現場などでの作業を想定して開発した。数年以内の実用化を目指す。

 「性能の高さにデザインが加われば他社に負けない」。イタリアの名車フェラーリをデザインした手腕を買われ、ヤンマーホールディングス取締役に就任した奥山清行氏は話す。

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