「かばんをひったくられた」と嘘の110番をしたとして、警視庁戸塚署がNHKの女性記者(28)を来月にも軽犯罪法違反(虚偽申告)の疑いで書類送検する方針を固めたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。記者は報道局社会部に所属し、警視庁などの取材を担当していたという。
捜査関係者によると、記者は今月9日午後10時40分ごろ、東京都新宿区上落合の路上で「自転車の男に肩に掛けていたかばんをひったくられた」と110番した。
戸塚署などは警察官を緊急配備。周辺の防犯カメラの画像を調べたが、記者はかばんを持っておらず、ひったくられる様子も映っていなかった。記者は「業務用の携帯電話を落としたことを隠すため嘘をついた」と認めたという。
NHK広報局は「職員が警察から事情を聴かれている段階であり、回答を差し控える」と話している。
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