久々にシビれる動画を見た。写真やカメラ関係のページをサーフィンして出会った動画だ。
その動画というのが、Nikonのハイエンドデジタル一眼レフカメラD4Sのプロモーションビデオだ。カメラの機能を一つ一つ紹介するありきたりなPVではなく、カメラを使う「フォトグラファー」という職業にフォーカスを当てた動画だ。
3人の世界的フォトグラファーが己の仕事、写真というテーマで7分45秒に渡って熱く語っている。その言葉の一つ一つがカッコいいし、何といっても最後のシーンを見て感動の涙を流してしまった。
自分の人生を生きている人ってこういう人だと思う。
収入は誰かに与えた感動の対価だ、とある本で書いてあった。本当にその通りだし、僕自身も自分の収入と誰かの感動を結び付けたいと思っている。
けど、もう一つの視点を忘れていた気がする。
自分の仕事は、自分を感動させてくれるか?
という視点だ。
仕事に打ち込めるか?
仕事は好きか?
仕事は楽しいか?
完璧を求めているか?
理想を持っているか?
常に挑戦しているか?
努力をしているか?
成し遂げた喜びを感じているか?
これらの問いに「YES」と答えられる気持ちが集積して、己の仕事を通じて自己を表現できていると実感するのではないだろうか。
そして、自分の仕事に自分自身が感動する。
あぁ、この仕事をしていて良かった
と。
この動画の中で語る3人からは突き刺さるほどにその気持ちを感じる。本当にフォトグラファーという仕事が大好きなのだろう。
僕には、彼らのように生きることは雲をつかむように難しいことかもしれない。けど、いつかこうなりたい、こうありたい理想として彼らのことを忘れないでおこうと思う。