次期iPhoneはデュアルレンズで一眼レフカメラなみの画質に?
背面がごちゃごちゃしそう。
毎年向上するiPhoneのカメラ性能。来年登場する次期iPhoneも順当に綺麗になるのかなと思いきや、それどころじゃないアップグレードが施されるのかもしれません。
アップル情報の大御所サイト「Daring Fireball」のJohn Gruberさんによると、次期iPhoneにはデュアルレンズが搭載されるんだそうです。その画質はデジタル一眼レフカメラ(DSLR)レヴェルになるんだとか。
スマホにデュアル…といえばHTCのスマートフォン「M8」に搭載されているデュアルカメラが思い出されます。でもこっちは被写体との深度の測定に2つ目のカメラを使うシステムなので、画質アップとは少し話が違ってきます。
むしろ、「Corephotonics」というスタートアップ企業が開発したデュアルレンズシステムのほうが次期iPhoneに近いのかもしれません。このシステムでは片方のレンズをワイドアングル用に、もう片方をズーム用に使いデジタルズーム時に画質が劣化しないんだそうです。またこの技術は3D撮影にも応用できるとそうで、なかなか興味深いものとなっています。
結局1つのレンズで捉える画質に変わりはないんじゃないの?というツッコミもありそうですが、アップルは2つのレンズを使ったもっと別の撮影技術を開発しているのかもしれません。今回の情報はまだ噂段階なのでどう転ぶのかはわかりませんが、近い将来「スマートフォンがあれば一眼レフカメラはいらないよ」という時代が来るのかもしれませんね。
source: Apple Insider
(塚本直樹)