歌手・小林幸子(60)が17日、初の日本武道館公演「50周年記念 小林幸子 in 日本武道館~夢の世界~」を行い、超満員の観客を集めた。“集大成”と位置づけた武道館公演を成功させた小林に、さらなるビッグプランが浮上している。世界進出だ。“日本のレディー・ガガ”(?)として、なんとドバイ公演実現に向けて動きだしているというから驚きだ。
50周年という記念すべき年に、デビュー以来夢見てきた初の武道館。まさに、すべてを出し尽くしたコンサートだった。
歌手・イルカがデザイン&プロデュースした振り袖を含む合計13パターンの衣装、そして「母鶴」「ペガサス」「火の鳥」という3つの巨大衣装。オープニングで、高さ約8メートルほどのフライングをしてみせれば、早着替えも披露した。歌だけではなく、様々な趣向をこらして観客を楽しませた小林は「本当に幸せです。小林幸子のすべて、集大成をご覧いただきたいと思いました」と満足の笑みを見せた。
演歌歌手ではあまり例がない武道館公演が終わり、喜びと安堵の表情を浮かべる小林だが、まだまだ休むヒマはない。世間の度肝を抜くような超ド級の計画が持ち上がっているからだ。「来年、世界に打って出ていく可能性が高まっています」と音楽関係者。
それにしてもいったいなぜ日本の情緒を歌う小林が世界進出なのか?
「いまの時代、ライブの模様はネットを通じて一気に世界に広まります。武道館公演もネットで生中継されました。その中で、巨大衣装を着た小林が世界中で受けているんです。世界を見渡しても、あんな巨大な衣装でステージに上がる歌手はそうそういませんから。それこそ奇抜な格好で有名なレディー・ガガのような扱いですよ。世界中から“小林を生で見たい!”という声が上がっています」と前出関係者。
それこそ外国人からしたら、“クール・ジャパン”の一つということだろう。現時点で、海外進出第1弾の候補地は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイだという。
「富裕層が集まるドバイは、新たなエンターテインメントの聖地になりつつあります。ジャスティン・ビーバーなど多くの世界的有名歌手がライブをしています。早ければ来年にも、小林のドバイ公演に向けて動きだしているそうです」とレコード会社関係者。
ここ最近、小林は演歌という枠を飛び越え、例えばコミケに出演したり、様々なことにチャレンジしてきた。そのスピリットはますます旺盛で、次はワールドワイドな活動に向けてかじを切った。
事実、小林は「新しい何かに向かって生きていきたいと思います。また違う大きな舞台をやってみようかなと思います」と目を輝かせている。
日本のさっちゃんから世界のSACCHANへ――。夢はまだまだ大きく広がっている。
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