神田明美、小池竜太
2014年11月19日18時29分
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は30日、小惑星探査機「はやぶさ2」を、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げる。時刻は午後1時24分48秒の予定。小惑星イトカワの微粒子を地球に持ち帰った「はやぶさ」の後継機で、地球と火星の近くを回る別の小惑星に向かう。地下物質の採取を初めて試み、2020年に地球に持ち帰る計画だ。
初号機はやぶさは、小惑星で物質を採取し地球に持ち帰るという世界で初めてのミッションに取り組む「試験機」だった。はやぶさ2は、経験を踏まえて、技術的な問題点や課題を洗い出して行われる本格的な探査が使命だ。
設計の大枠は初号機を踏襲しつつ、さまざまな改良を加えた。はやぶさで3台中2台が故障した姿勢制御装置を4台搭載。トラブルがあったイオンエンジンは、耐久性を向上させ、推力を増強した。化学推進系の機器は、配管凍結が起きた系統で、配管ルートを変えた。
小惑星に到着するのは、打ち上げから3年半以上先となる2018年夏の予定だ。約1年半の滞在中、小型着陸機「ミネルバ2」などを着陸させて調べるほか、弾丸を発射して物質の採取を行う。はやぶさは表面の物質の採取にとどまったが、はやぶさ2は、表面の物質を2回採取するのに加えて、地下物質も1回採取する。
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