女性が用を足す姿撮影の“放尿マニア”４人を逮捕　１００人以上撮影か

　女性が放尿する姿を撮影する目的で物流センターの敷地内に侵入したとして、警視庁は１８日までに建造物侵入の疑いで仙台市の会社員・伊藤彰雄容疑者（３８）、千葉県浦安市の団体職員・鈴木裕喜容疑者（４１）らを逮捕した。ほかに逮捕されたのは、東京都墨田区の自称ライター・沖山健太容疑者（４１）、大阪府堺市の無職・中野龍（りょう）容疑者（３５）の２人。「我々は“放尿マニア”だ」と容疑を認めている。

　警視庁によると、４人は７年前に都内の公園で盗撮中に偶然、顔を合わせ、知り合った。花火、花見、バーベキュー会場など混雑する場所を狙っていた。トイレが混み合って女性が列を離れ、屋外で用を足す機会をうかがい、スマートフォンで撮影していた。

　女性は顔を隠した上、その場をすぐに離れるため、撮影されていることに気づかず、発覚が遅れた。これまで１００人以上を撮影したとみている。警視庁は盗撮事件の発生を受け、都にトイレの増設を申し入れた。

　逮捕容疑は５月３日夕、２０代女性が放尿する姿を撮影するため、東京都江東区の物流センター敷地内に侵入した疑い。