国産パワーパック搭載の戦車 17年までに戦力化=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国防衛事業庁は19日の防衛事業推進委員会で、国産エンジンと変速機を組み合わせたパワーパックを搭載した次期主力戦車「K2」約100両を2016〜17年に実戦配備することを決定した。
ドイツ製パワーパックを搭載したK2の第1次生産分約100両は今年7月から来年前半までに戦力化が完了する。
防衛事業庁のキム・シチョル報道官は委員会後の記者会見で、「北に比べ数で劣る機甲戦力を質で上回り、老朽化した旧型M系列戦車を代替する」と説明。海外輸出にも期待を示した。
韓国製パワーパックは開発の過程で軍合同参謀本部が加速性能の基準を引き下げたことで議論を呼んだ。軍当局は当初、時速32キロに到達する基準を8秒と提示した。しかし、実際にK2に搭載してテストした結果8.7秒かかったことを受け、合同参謀本部は先月末、基準を8秒から9秒に引き下げた。
関連記事
- 戦闘機改良事業 韓国政府が契約事業者の変更推進11-13 11:42
- 韓国がF35Aを40機購入 製造元は17分野の技術移転09-24 19:57
- 韓国型戦闘機・次期戦闘機事業 来月から本格開始08-31 13:19
- 多目的衛星と長距離地対空誘導弾の独自開発推進=韓国06-11 19:34
- 30ミリ車輪型対空砲 18年までに開発へ=韓国軍05-26 20:37
- 北朝鮮ミサイル迎撃用のPAC3 16年末から導入=韓国04-28 20:48