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「舞鶴高1年女子」の母「一番恐れていたことが現実になった」…被害者の代理人が会見
京都府舞鶴市で平成20年、府立高校1年の小杉美穂さん=当時(15)=が殺害された事件で、殺人罪などに問われ、無罪が確定した中勝美元被告(66)が5日、殺人未遂容疑で逮捕されたことを受け、小杉さんの母親(44)の代理人を務める細川治弁護士が5日、京都市内で会見を開き、「驚きとともに憤りを感じた。一番恐れていたことが現実となってしまった。捜査機関には、真相解明に向けて全力をあげてほしい」とする母親のコメントを明らかにした。
母親は細川弁護士と電話で連絡を取った際に「(逮捕の一報を聞いて)鼓動が激しくなった」と心境を語り、「被害者が回復して事件の真相が明らかになってほしい」などと話したという。
また、細川弁護士は「今回の事件が舞鶴の事件と直結するとは思わないが、捜査関係者は改めて舞鶴の事件を見直してもよいのではないか」とも指摘した。