2014年11月18日19時13分
横浜海上保安部は18日、小笠原諸島の母島(東京都小笠原村)沖で停船命令に従わなかったとして、漁船の中国人船長叶大才俤容疑者(61)を漁業法違反(立ち入り検査忌避)容疑で現行犯逮捕し、発表した。船内からサンゴ漁の漁具が見つかっており、横浜海保は密漁目的とみている。
横浜海保によると、叶容疑者は18日午前8時ごろ、母島沖約43キロの排他的経済水域内で、同海保の巡視船が立ち入り検査のために停船命令を出したのに、無視して逃げた疑いがある。漁船には、船長を含めて14人が乗船していたという。
同海域では、17日に70隻の中国船とみられる漁船が確認されている。
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朝日新聞国際報道部
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