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 リベリアに渡航し38度の発熱があるなどと虚偽の申告をしたとして、埼玉県警西入間署は13日、同県毛呂山町の職業不詳の男(24)を偽計業務妨害の疑いで逮捕し、発表した。「知人が通報した」と容疑を否認しているという。

 同署によると、男は11日午後6時半ごろ、携帯電話で「半年前から外国に行っていて昨日帰ってきた。熱が38度ある。(エボラ熱の感染が拡大している)リベリアに行ったかもしれない」などと119番通報。消防局から連絡を受けた同県坂戸保健所職員に通報内容の真偽を確認させるなどして業務を妨害した疑いがある。男はパスポートを持っていないという。