narumiさんの腹黒さ満載のコミュニケーション戦略がブッ刺さった

ブロガーフェスティバル2014

ブロガーズフェスティバル2014でnarumiさんを見て、出で立ちがチョイ悪だけどさわやかなおじさんだった。

narumi

あれは、ジローラモではなくリリーフランキーあたりを意識しているの違いない!余裕があって遊び心はあるけど、本質ついちゃうよってゆうブランディングをしている。narumiさんって腹黒そうだなー、と思ったのでブログ術を紹介しつつ腹黒さを探ってみよう。

 

形式にとらわれない

「本当に文字って必要ですか?」とゆう衝撃的な問いかけからスタート。読者は文字なんてそんな読んでなくて、タイトルと画像で読んじゃってることが多い。読むとゆうよりも見るとゆう表現の方がもはや正しいのかもしれない。

コンテンツによっては、「写真、写真、写真、写真、Vine、写真、写真」という感じだ。ブログは自分の意見を文字で伝える、みたいな固定概念をぶっこわす感じだ。流麗な文章を書いて読んでもらうのが目的ではなく、多くの読者に読んでもらうのが目的である以上、当たり前を疑って形式にとらわれないことが大事だ。

 

それにしても、プレゼンのしょっぱなにこんな質問を投げかけてくるあたり、腹黒い。観客が明らかに引き込まれている感じがした。講演していたブロガーの中でも、narumiさんはプレゼンの仕方が抜群に上手かった。

 

締めの言葉で想起させる

家入明子さんのブログを例に挙げて、ブログの締めの言葉の役割を語った。家入さんはよくわからないことを書いていて、ときには刺激的なタイトルや内容のブログを書いているが、エントリーの最後は必ずパンの画像で締める。いくら刺激的な内容でも、パンの画像で締めくくれば、なんとなく許される雰囲気を作れる。

ほかにも、Chikirinさんは「そんじゃーね。」という言葉を残して去っていくので、Chikirinさんと言えば「そんじゃーね。」だ、とエントリーがだれのものかを想起させることができる。

スマートフォンやソーシャルメディアの台頭でブロガーベースではなく、エントリーベースで読まれるようになったので、だれのブログを読んでいるかは読者はあまり気にしていない。”だれ”を認識させるためにも締め方は重要だ。

 

 

本当に言いたいことはふんわりと主張する

ブロガーフェスティバルが予想以上につまらなかった、という反感を買いそうな主張をしたいときには、開催地である蒲田を取り上げてまずは、「蒲田に来たのに餃子を食べないのは終わってる」というどうでもいいことを断定しちゃう。その後に「つまらなかった。いや、そうでもないかも。でも来年は行かないかな」みたいにつまらなかったことをふんわりと主張する。

読者は最初のどうでもいい断定に引っ張られて、ふんわりとした主張にはなんとなく納得する。

 

チョイ悪で腹黒いnarumiさん

narumiさんって緩めなエントリーが中心で、なんとなーくセンスで書いてるよって顔をしながら、裏側ではしたたかに、コンテンツやデザイン、人間の心理と伝え方を考えている腹黒さがある。そこにゾクゾクする。

narumi

確かに腹黒そうな顔をしている。なんなら鼻からちょっと漏れてる。

 

人に見られるためのテクニックのオンパレードだ。スマートフォンでスクロールして、画像が入らないように文字量を調整したり、タイトルを何回も変えたり、3人がタイムラインで面白いといったらバズるからそのコンテンツで書くなどまじでいやらしい。

 

そんな風にいやらしい人が大好きである。表には見えづらいその人の狙いや戦略とか、ときには悪意ですらめちゃくちゃ魅力的だ。narumiさんモテるんだろうなー、うらやましい。

 

ほな、さいなら。

 

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