環境省への告発に対する回答 2 差し替え


SANPAI110@env.go.jp

11月17日 (2 日前)

環境行政の推進につきましては平素から格別のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、今回情報を提供いただいた事案についてですが、内容を鑑みるに廃棄物処理法違反である可能性があります。
産業廃棄物に関する事務は都道府県等が所管しておりますので、環境省の地方支分部局の一つである九州地方環境事務所を通じて、宮崎県の担当部署へ情報を提供させていただこうと思います。
また、九州地方環境事務所から岩瀬様の方へ連絡が行く場合がありますので、お手数ですが御対応をお願い致します。
この度は貴重な情報の提供ありがとうございました。


To: SANPAI110 (業務用ID)
Subject: 宮崎県日向市、日向製錬所によるフェロニッケルスラグ不法投棄問題

今年2014年、4月頃より、日向製錬所がサンアイというダンプ会社を使って、日向市富高西川内地区に、産廃規制法を完全に無視した宮崎県による不法認可の下、ゲロニッケルスラグの大規模な山林不法投棄が開始された

11月現在、最初の埋め立て地は完了の模様だが、他の二カ所で大規模埋め立ての準備が進んでいる
この投棄に関しては、宮崎県当局が産廃認定をせず、事前アセスメントも地元の了承もないまま進められ、地元の住民の大半が何が起きているのか知らされていない

だが投棄物であるフェロニッケルスラグはニッケル鉱石の残滓であり、水銀、鉛、セレン、膨大なヒ素など有害重金属が大量に含まれ、侵出防護措置のまったく講じられていない投棄地(厚さ50m以上)の下から住民が飲用水、生活用水として利用する小川に流れ出している

沈殿池のサンプルを分析したところ、鉛が環境基準の230倍、水銀が15倍など猛烈な汚染が報告された

これに対し、認可の宮崎県と投棄主体の日向製錬所は、これは有害なフェロニッケルスラグでなく「グリーンサンド」という農業用土壌改良材であって、有害物質は含まれないとして調査や認可の見直しを拒絶している

それどころか、投棄現場に最も近い肥育牛農家の黒木さんが、子供のセキなど健康被害を訴えたのに対し、損害賠償請求訴訟を提起するというスラップ訴訟の暴挙に出ている

すでに11月14日 延岡地裁にて日向製錬所の 18日 輸送会社のサンアイによる提訴公判が行われる
問題は、高さ50m浸透圧5気圧の産業廃棄物を経由して重金属汚染された汚水が、近隣の(大半が井戸)飲料水を汚染する危険が極めて喫緊の危機を招いていることだ

大至急、近隣住民井戸の水質検査をお願いしたいのと、製錬所側が汚水溜まりを清掃後のサンプルを宮崎県に提出して「無害」のお墨付報告を得ているにもかかわらず、その後の猛烈な汚染水の侵出が続いているので、新たに汚水溜の清掃前検査をお願いしたい

肥育牛農家の黒木さんが汚水たまりのサンプルを採取した際に、こぼれた汚水が球状になってボタボタと落ちて、その後手が腫れ上がったと報告された

これは明らかに水銀とヒ素毒性の疑いがある
三年もすれば有機化してメチル水銀に変化し、地元に大規模な水俣病発生が懸念される
至急、現地調査願いたい

参照資料 現地調査報告のブログ

http://blogs.yahoo.co.jp/tokaiama/26703646.html

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