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「かばん奪われた」と虚偽通報 NHKの警視庁担当女性記者を書類送検へ 

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「かばん奪われた」と虚偽通報 NHKの警視庁担当女性記者を書類送検へ 

 男にかばんを奪われたと虚偽の110番通報をしたとして、警視庁戸塚署がNHKの警視庁担当の20代女性記者を来月にも軽犯罪法違反容疑で書類送検する方針を固めたことが18日、同署への取材で分かった。記者は「会社の携帯電話をなくしてしまったことを隠したかった」などと容疑を認めているといい、同署が詳しい経緯を調べている。

 同署によると、記者は9日午後10時45分ごろ、東京都新宿区上落合の路上で、「20分ほど前に、自転車に乗った男に肩に掛けていたかばんを奪われた」と虚偽の110番通報をした疑いが持たれている。

 同署が現場周辺の防犯カメラを調べたところ、記者が当時、かばんを持っていなかったほか、自転車に乗った不審な男の姿も映っていなかったことが分かり、事情を聴いていた。

 NHK広報局は「警察から事情を聴かれている段階であり、お答えを控えさせていただきます。NHKとしても本人から話を聴くなどして事実関係を調べています」とコメントした。

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