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　　「アベノミクスとは違う、もう一つの道で分厚い中間層を再生させる」海江田代表
　　http://blogos.com/article/99098/
　　| 安倍総理が「民主党で経済は落ち込んだ」と繰り返していることには、「事実と違う」と前置きし、「（民主党政権の）３年３カ月の間にＧＤＰの実額は５％以上伸びている。この間には３・１１の東日本大震災や、福島第１原発事故もあったなかで、私たちはＧＤＰを着実に伸ばしてきた自負がある」と反論した。その上で２年間の安倍政権については「ＧＤＰ実額の伸びは１．４～１．５％だ。

まあ確かに2009年Q2の実質GDPが490兆円で、2012年Q3が516兆円だから5.4%ぐらいは伸びてるね。しかし2009年はリーマンショックでもっともGDPが落ち込んだ時期。

その前の最高値である2008年Q1の530兆円に届いてない。ちなみに消費税増税直前の2014年Q1は535兆円。現在のQ3は523兆円だけど。

　　2008年Q1 530兆円 リーマンショック直前の最高値
　　2009年Q1 481兆円 リーマンショック後の最低値
　　2009年Q2 490兆円 民主党政権開始
　　2012年Q1 522兆円 民主党政権の最高値
　　2012年Q3 516兆円 民主党政権終了・アベノミクス開始
　　2013年Q3 529兆円 アベノミクス開始1年後
　　2014年Q1 535兆円 アベノミクス最高値
　　2014年Q3 523兆円 現在

消費税増税前の駆け込み需要があったとはいえ、リーマンショック以前を超えたのはアベノミクス以降。

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ついでだけど分厚い中間層の再生って、ようするに子ども手当などのバラマキだよね。バラマキ自体は自民党もやるからお互い様なんだけど、デフレ下でばらまいても、貯蓄に回って消費が活性化しないのは、民主党政権の3年間で実証されたはず。デフレ下では、お金は使わずに貯めといた方が得なんだから。