健さんに国民栄誉賞を！国民的スターの訃報にファンから要望殺到

文化勲章の親授式で安倍晋三首相（左）と談笑する高倉健さん（右）。中央は工学者の岩崎俊一さん＝２０１３年１１月撮影【拡大】

　「健さんに国民栄誉賞を！！」。スクリーンで圧倒的な存在感を放ち続けた健さんの功績をたたえる声がネット上で相次いだ。

　国民的スターの訃報を受け、ネット掲示板、２ちゃんねるでは「高倉健に国民栄誉賞与えようぜ」のスレッドが立ち、Ｙａｈｏｏ！ＪＡＰＡＮのリアルタイム検索では「高倉健」「国民栄誉賞」「最もふさわしい俳優」のワードが次々にアップされ、上位を占めた。

　政界からも、親交のあった次世代の党の石原慎太郎最高顧問（８２）が「最後のビッグスター。名声が長くもった稀有な人だった」と異例のコメントを寄せた。健さんの演技力を無名のころから評価していたとし、「『君、必ずビッグスターになるぞ』と言ったら『いや、いや』と照れていた」と振り返り、「僕の予感通り、彼は独特の雰囲気のあるビッグスターになった」と偉大な存在だったことを評した。その言葉は、政府に対して後押しになりそう。

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