坪倉由佳子
2014年11月19日03時00分
平和を願う高校生たちが奈良市内に集い、核兵器の廃絶を求める署名活動に取り組んだ。趣旨に賛同し、署名に応じた人から生徒たちが激励を受ける場面もあった。
「高校生1万人署名活動県実行委員会」のメンバーら。16日午前には、国内外の様々な文化の共生を目指すイベント「ならサンウリム」に参加した。会場の県人権センター(大安寺1丁目)を訪れた人たちに協力を求めた。奈良女子大付属の栗生(くりう)優衣さんは「みなさん快く応じてくれ、この活動に興味をもってもらえてうれしいです」と笑顔を見せた。
午後には県文化会館(登大路町)であった県高校総合文化祭へ。県内での活動の中心メンバーである奈良女子大付属の桝田奈央さん(17)の姿もあった。今年、国連欧州本部(スイス・ジュネーブ)に核兵器廃絶を訴え、署名を届ける「高校生平和大使」に選ばれた。
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