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世界トイレの日 インドで「衛生環境改善を」
11月19日 1時19分

世界トイレの日 インドで「衛生環境改善を」
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11月19日は「世界トイレの日」です。国民のおよそ半数がトイレのない生活を送るインドで、トイレの整備を進め衛生環境の改善を訴える催しが行われました。

インドの首都ニューデリーでは18日、「世界トイレの日」を前に、トイレの整備を支援するNGOが催しを開き、子どもたちやトイレの無い生活を送る人たちなど数百人が集まりました。参加者は簡易な便器などを手に行進し、「すべての人にトイレを」などと訴えました。
世界では、自宅やその周辺にトイレが無く、屋外で用を足さざるを得ない人が10億人を超えており、国連は去年、11月19日を「世界トイレの日」に制定し、衛生施設の普及の取り組みを強化しています。
このうち、およそ6億人がトイレの無い生活を送るインドでは、衛生環境が悪いため、毎年多くの子どもが下痢などで命を落とし、女性に対する性犯罪も相次いでいることから、モディ首相はトイレの整備を国の優先課題に掲げています。
参加した人たちは「屋外で用を足すのはとてもつらいものです」とか、「早く家にトイレが欲しい」などと話していました。
主催したNGOの代表のビンデシュワ・パタックさんは「トイレを整備することで健康へのリスクを減らし、女性の尊厳や安全を守らなければなりません」と話していました。

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