奈良部健
2014年11月18日19時55分
みんなの党の浅尾慶一郎代表は18日、記者団に「党がまとまって政界再編という方向に動けないのであれば、解党はやむを得ない。党の存続ということにはならない」と述べ、早ければ19日にも解党を決める方針を明らかにした。
浅尾氏は民主党との合併をめざしたが、党内で反対意見が噴出。19日にも両院議員総会を開いて正式に決める。浅尾氏ら野党再編を掲げる議員らは民主と合流し、渡辺喜美前代表は安倍政権との連携をめざすとみられる。みんなの党は脱官僚や地域主権の実現を掲げて2009年に結党。二大政党と一線を画す第三極として、昨夏の参院選後には衆参36人の勢力まで拡大した。だが、渡辺氏が支援者の化粧品大手ディーエイチシー(DHC)会長から8億円を借りた問題などで失速し、求心力を失っていた。現在は衆参20人。(奈良部健)
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