対中投資:1〜10月は43%減 欧米からも同傾向
毎日新聞 2014年11月18日 19時17分
中国商務省は18日、日本から中国への1〜10月の直接投資実行額が前年同期比42.9%減の36億9000万ドル(約4300億円)だったと発表した。欧米からの投資も減少した。人件費の高騰などを背景に、企業が中国への投資に慎重になっている。
米国から中国への投資は23.8%減、欧州からも16.2%減、東南アジア諸国連合(ASEAN)からも15.2%減と、軒並み落ち込んだ。世界全体から中国への投資も、1.2%減だった。
記者会見した商務省幹部は「生産能力の過剰などで、製造業を中心に投資が減っている」と説明した。(共同)