福島県のニュース
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知事 首相に「復興に全力を」
福島県の内堀知事は18日、安倍総理大臣と会談し、内堀知事が、衆議院の解散に関わらず、政府として福島県の復興に取り組むよう求めたのに対し、安倍総理大臣は、引き続き復興に力を尽くすと応じました。
福島県の内堀知事は、就任後、初めて総理大臣官邸を訪れ、安倍総理大臣とおよそ15分間、会談しました。
この中で内堀知事は、「福島県民は、県内の原発をすべて廃炉にするよう強く思っている」と述べ、東京電力福島第二原子力発電所を含めて、県内の原発すべてを廃炉にするよう求めました。
その上で内堀知事は、衆議院の解散の動きに関して「福島県の復興と再生は重要な段階を迎えている。
国政の状況はともかく、政府の取り組みが途切れることがないようにしていただきたい」と求めました。
これに対して安倍総理大臣も「政府として、復興と再生にしっかりと力を尽くす」と応じ、原発事故への対応にも全力で取り組む考えを改めて示しました。
また安倍総理大臣は、風評被害の払拭が重要だとした上で、小学生の時に教育旅行で会津地方を訪れたことに触れ、福島県などと連携して、震災と原発事故のあと落ち込んでいる、修学旅行や合宿などといった「教育旅行」の増加に向けて、誘致に力を入れる意向を示しました。
11月18日 21時13分