産経ニュース

【プーチン政権考】プーチン氏、2年連続「世界で最も影響力ある人」1位 指導者としての“強さ”評価       

ニュース 国際

記事詳細

更新

【プーチン政権考】
プーチン氏、2年連続「世界で最も影響力ある人」1位 指導者としての“強さ”評価       

8月中旬、ロシアの黒海艦隊旗艦ミサイル巡洋艦「モスクワ」に乗船するプーチン大統領(左)=ロイター

 一方、オバマ氏に対しては、2期目の後半に入ったオバマ氏が、国外ではエボラ出血熱の流行拡大と「イスラム国」の台頭に「苦境に立たされ」、国内では人種差別問題を背景にした暴動などが、同氏が訴えてきた「チェンジ(変革)のメッセージを台無しにした」とし、国内外で厳しい状況にあると指摘した。

 そのうえで、オバマ氏が2位に甘んじた理由として「一言で言えば、慎重さ」だとし「彼は影響力を持っているが、それを最大限行使することに対して慎重過ぎる」と述べている。

 フォーブス誌は2009年以降、毎年同ランキングを発表している。対象は政治家だけでなく、企業経営者、宗教指導者などジャンルを問わない。今年のランキングでは3位に中国の習近平国家主席、4位が法王フランシスコなどとなっている。日本の安倍晋三首相は63位だった。

このニュースの写真

  • プーチン氏、2年連続「世界で最も影響力ある人」1位 指導者としての“強さ”評価       

関連ニュース

【プーチン政権考】あのチェチェンでの誕生日式典に10万人 カディロフ首長の“忠誠心”にくすぶる不満 「参加を強制された」との声も

「ニュース」のランキング