ニュース詳細
犬の死骸放置事件 ペットショップ元従業員を逮捕11月18日 15時49分
K10032900211_1411181420_1411181431.mp4
栃木県内で多くの小型犬の死骸が相次いで見つかった事件で、警察は県内に住むペットショップの元従業員の男が、河川敷や山林に死骸を放置したとして18日、逮捕しました。
逮捕されたのは、那須塩原市共墾社のペットショップの元従業員、木村正樹容疑者(39)です。
栃木県内では先月31日、宇都宮市の鬼怒川の河川敷で小型犬45匹が、さらに今月5日には那珂川町の山林で小型犬27匹が、いずれも死んだ状態で見つかりました。
警察が捜査していたところ、先週、木村容疑者が警察に出頭し、先月30日夜から翌日の昼間にかけて、それぞれの現場に死骸を放置したことを認めたということで、18日、廃棄物処理法と動物愛護法違反などの疑いで逮捕しました。
警察によりますと、木村容疑者は県内や県外の複数のペットショップで働いたことがあり、今も犬の譲渡などに関わっているということで、調べに対し「先月下旬に県外の知り合いから無料で犬を引き取り、木の箱に入れてトラックで運んでいたが、この間に犬が死んだので困って捨てた。報道されて捕まると思って出頭した」などと供述しているということです。
警察は多くの小型犬が死んだ理由や、死骸を河川敷などに放置した動機などを詳しく調べることにしています。