韓国海軍・海兵隊の合同上陸訓練 マスコミに公開
【浦項聯合ニュース】韓国の海軍と海兵隊は18日、南東部の浦項沖などで15日から実施している合同上陸訓練の様子をマスコミに公開した。北朝鮮の挑発や全面戦争に備えた定例の「護国訓練」の一環で、海軍と海兵隊の兵力2000人余りのほか、陸軍と空軍も参加し、大規模で行われている。
合同上陸訓練の様子=18日、浦項(聯合ニュース)
訓練には、大型揚陸艦「独島」(1万4500トン級)や揚陸艦(2600トン級)、イージス駆逐艦(7600トン級)、哨戒艦(1000トン級)、潜水艦(1200トン級)など艦艇約20隻、陸海空軍の航空機約40機、韓国型水陸両用強襲車(KAAV)約20台などが投入された。
軍は敵が海上で威嚇してきた状況を想定し、艦艇と航空機で上陸目的地の敵を無力化する大規模な火力支援訓練を実施した。
この日は特に、揚陸艦や輸送機、ヘリコプター、KAAV、ホバークラフトに搭乗した海兵隊員らが艦艇や戦闘機、ヘリの援護射撃を受けながら海岸に上陸する訓練が行われた。
上陸軍を指揮する大領(大佐)は「海兵隊は敵に恐怖を与える最強の部隊。任務が与えられればすぐにでも出動して勝利する」と述べた。
また、海兵隊の関係者は「この訓練を通じ、韓国軍の単独上陸作戦能力と陸海空軍の火力支援能力を向上させられるだろう」と話している。
訓練は20日まで続けられる。
上陸訓練をする兵士=18日、浦項(聯合ニュース)
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