まりっぺのお気楽読書

読書感想文と家系図のブログ。
ゆる〜い気持ちでお読み下さい。

『信仰の現場』今じゃスタンダード

2008-08-27 23:15:17 | 日本の作家

1994年 ナンシー関

副題は『すっとこどっこいにヨロシク』となってまして
買った当時はけっこうマニアックな気がしてたんですけど、今見るとそうでもないですね。

取り上げられてるものの中には、「矢沢永吉コンサート」とか「クレヨンハウス」
「二光&日本文化センターショールーム」とかあるんだけど
永ちゃんは言わずもがな、絵本専門の本屋や通販マニアはすっかりスタンダードですものね。

でもやはり、彼女自身の潜入ルポってところがおおいにウケて、私はこの本大好きです。
惜しまれるなぁ・・・誰も代わりがいないもの

気を取り直して
何かを信じきって無防備になっている人たちを見てみようと
ナンシー関がその現場をレポートするというのが主旨。

4月4日4時44分(朝よ)に、ゾロ目マニアを捜しに四谷駅へ行ったり
ウルトラクイズの予選に行って悲喜こもごもを味わってみたりと
合計24カ所を訪ねて彼女独特の視点で体験レポートしています。

私が好きだったのは「毒蝮三太夫の公開放送」
営業でまわってた頃聞いてたなぁ。
確かに “じじい” “ばばあ” って言ってたなぁ。もちろん愛を込めて。
まだやってるのかしら?

私が行ったことがあったのは、青山のクレヨンハウスと皇太子様の御成婚パレード。
だって母が行きたいってせがむんですもの・・・
でも日の丸振ってたらそれなりに感激しましたが。

生きていれば、ぜひ続けて頂きたかったんですが、かえすがえすも残念です。

信仰の現場 角川書店


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こちら文庫版です。
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