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大谷翔平とのツーショットにご満悦のガスリー |
日本滞在をエンジョイしすぎている日系4世投手ジェレミー・ガスリー【日米野球2014】- 日刊SPA!(2014年11月17日16時11分)
35歳のガスリーは、メジャーリーグ通算11年で83勝を挙げているベテラン右腕。今季は13勝を挙げ、青木宣親らと共にロイヤルズを29年ぶりのワールドシリーズに導いた。
ガスリーは日系アメリカ人の母を持つ日系4世だが、今回が人生初の来日らしい。来日前からツイッターでダルビッシュ有に「Ogenki desu ka?」、またかつてオリオールズで同僚だった上原浩治に「Koji son!」と絡みまくるなどハイテンションで、来日後は初めて訪れた祖国を満喫しまくっている。
◆午前3時に築地市場をフライング訪問。日本語でツイッターも
まずは大阪・京都での観光を皮切りに、自身のルーツがある広島県三原市にも足を運び親戚と対面。東京では築地市場の競りを見に行ったが、まだ市場が空いていない午前3時に現地到着するという気合いの入りっぷり。ツイッターでは「大阪の皆さん、まいど!」「京都のお勧めスポットは?」など、やたら流暢な日本語で呟きまくっている(アメリカの友人に訳してもらっているらしい)。
ロイヤルズで同僚の青木宣親夫妻とはカラオケを楽しんだ模様(https://twitter.com/TheRealJGuts/status/533641019028279296)。
このガスリー、日本でのはしゃぎっぷりを見る限りでは何とも変な奴と思われるかもしれないが、実際メジャーでも球界屈指の変わり者として知られている。その“変人”エピソードをいくつか紹介したい。
◆ツイッターでキャッチボール相手を募集
昨年オフの自主トレ中、練習のパートナーが見つからなかったガスリーはツイッターに突然「カンザスシティ北部で僕と90フィート(塁間と同じ約27m)のキャッチボールをしたい人はいないかい?」と投稿。近隣の男性ファンが「20分で行けるよ!」とすかさず立候補し、その後合流した二人は40分ほどキャッチボールをしたという。二人はお互いの家族や子供の話などもして親交を深めたそうで、男性は「子供たち、孫たちにずっと語り継げる話ができたよ」と感激していた。
◆エコ意識が高すぎて球場に“チャリ通勤”
車社会のアメリカでは選手もファンも車で球場に行くのが普通だが、オリオールズ時代のガスリーは球場までBMXで“チャリ通勤”していた。これは、ガスリーが自然環境を大切にするエコロジストであるため。エコ意識が高すぎるあまり、球団に掛け合ってクラブハウスにリサイクリングボックスを設置し、チームメイトが空のペットボトルをゴミ箱に捨てるたびに注意を促していたことも。「これまで妻に100回以上、不要な電気を消すように注意した」とドヤ顔で語るガスリーは“エコすぎるメジャーリーガー”なのだ。