第五十七話:強襲
「所で先生、敵の規模は如何程なのですか」
「そう言えば話して居なかったか……まったく、それでも着いてくるとはな」
アルファレイアの街を駆けながら、私は隣を並走するアルマに顔を向けずに疑問を投げかける。
目上……という事になっている者に対する態度としては多少ぞんざいだが、礼儀にうるさいアルマでも緊急の事態という事でそのことに対し思うことは無いようだ。
私が聞くのは、今回無粋を働いた者達が大まかにどういったものか、という事である。
アルマの言った様に、私達は今回敵対する者達がどの様なものか、まだ詳しく知らんのだ。
「詳しい規模は分からないが、人数は大したモノのようだ。
団体の名は清廉の国。エルフの国に森を取り戻すことを題目に、様々な建築物の破壊を行う危険な連中だ」
アルマから告げられた団体の名は聞いたことがなかったが、後に続く説明でその組織がろくでもないことだけは理解が出来た。
要するに、よくあるテロ組織というわけか。
どんな高尚なお題目があるかは知らんが、結局は過激な者の集まりであるには変わりない様だな。
「今回、奴らは劇場の人達を人質に取り、昔捕らえられた首魁の解放を求めているらしい。
この首魁の男が大層な危険思想の持ち主でな……ミラフィアの政府としては、奴の解放は認められんという事だ。
だが、捕らえられた多くの人々を見捨てることも出来ない。かと言って鎮圧に軍を出せば、奴らを刺激してしまうだろう」
「そこで、少数の人間で彼の者達を鎮圧するというわけですか」
「本当は私一人で、のつもりだったのだがな。今日一日は外に出るなと釘を刺しに来たつもりが、なんだかおかしな事になってしまったよ……」
そう言って力なく笑うアルマは、前世ではあまり見たことの無い疲れた顔をしていた。
教えられる立場から教える立場になり、色々と変わったこともあるのだろう。もしくは、私の前では極力疲れた様子を見せないようにしていたのかもしれない。
もし娘に気を使わせてしまっていたのならば、私も未熟だったということか。
……それはさておき。
なんとも異様な光景だ。
夜でさえも人で溢れかえっているアルファレイアがこうも鎮まりかえるとは。
エルフの国ミラフィアの中心が、これでは寂れた村のようではないか。
「憤りも感じるが、それ以上に悲しいな」
なんとも言えぬ心地の中、隣から流れるアルマの声に、ふと首を傾ける。
「如何いたしましたか」
「ん、いや。組織とはいえ、人々を脅かす程の力を持っていて何故曲がった道を行くのかと思ってな。
力を付けることは大切だが、それ以上に重要なのは培った力の使い方だろうに。
力を付けていく過程で、彼らは一体何を見てきたのだろうか……」
そう言うアルマの顔には、怒りと悲しみの入り混じった暗い色が浮かんでいた。
……本当にまあ、真面目な子だ。良く私の下でこんな子が育ったものだ。
昔から曲がったことが嫌いで、融通の効かない不器用な子。だが、それゆえに真っ直ぐである、良い子だ。
「……そうですね」
「彼らにも私の師匠の様な師がいれば間違った道になど進まなかったはずなのにな。
その様な者達に、力でぶつからねばならないのが少し寂しいよ」
耳の痛い言葉に苦笑する。
別段私は正しい道を行こうとしている事はない。
それでも師匠より賜ったシジマの技を誤った事に使おうというつもりはないが、こうも信頼されては小恥ずかしいというものだ。
「立派な方だったんですね、アルマさんのお師匠様は」
ばつの悪さに口をもごもごと動かしていると、少し後ろを走るソーニャから弾んだ声がかけられる。
なんとも意地が悪い。掘り下げることはなかろうに。
「それはもう! 大層立派な方でした。今の私が在るのは、あの方のおかげですから」
「あはは、余程お好きだったんですね。スラヴァ君も見習わなきゃ」
振られた話題に嬉々として飛びついたアルマから、間髪入れずにかつての私を褒め称える言葉が飛び出す。
ソーニャめ、これを狙っておったな。……くう、胸が痛む。
しかし、この子は本当に私をからかうのが好きだな……それでも憎めんのは、ソーニャの人柄が成せる技だろう。
「……まあ、そうだな」
返しようのない問いかけに、つい口調がぶっきらぼうになる。
怒っているわけではないと分かるのだろう、ソーニャは愉快そうに鼻を鳴らした。
これから戦に赴くとは思えぬ空気だが、しかし突如として空気が引き締まる。
敵の気配を感じたのだ。
「……さて、お話はここまでだ」
「そのようですな」
戦闘態勢に入ったのは四人が同時のこと。
もはやその空気に柔らかさはなく、闘志が鋼糸の如く張り詰めていた。
視界を流れる景色は速度を速め、街から疎らに居た人すらが消えた時。
私達はついに敵の姿を確認する。
皆が同じ緑の衣服に身を包んだ、五人の男達。
小隊で各地の警戒をしている様だ。
──これは試合ではない。
今はただ最速で蹴散らし、セリアの元へたどり着くことこそが重要。
名乗りは要らぬ、ただ必要な一撃を、必要な速度で打ち込むのみ──!
示し合わせるでもなく、私達は一斉に跳躍した。
各々の位置で、最も有効な一撃を追求したが故、狙いが被ることはなく──
「げっ!」
「うごっ!」
四人の蹴りで、四人の男達が一斉に蹴り飛ばされていった。
一人残った男が、視線を右往左往させる。
残った男は、状況すらも今ひとつ理解できていない様だ。
それを、アルマが振り向きざまに見据える。振り向いたままに薙ぎ払われる細く靭やかな足は、的確に男の顎を打ち抜き、意識をかすめ取っていった。
「よし──さあ、行こう!」
男が崩れ落ちると同時、アルマは小さく息を吐き、宣言した。
どうやら、鍛錬は欠かして居なかったようだな。見事な切り返しの速さであった。
戦闘不能を確認するまでもなくいいのを入れられた男達を一瞥もせず、私達は再び走りだした。
「見事ですな」
「スラヴァこそ。どれほどのものかと思っていたが、これほど動けるとは思わなかったぞ」
それは、年季が違うからな。
娘の言葉につい素を出しそうになりながらも、私はどこか嬉しそうなアルマの視線に笑みを返す。
相槌の様に短く、笑みを切るように正面を向く。
さて、敵の規模はどれほどのものか。
小隊で行動しているところを見ると、思ったよりか敵の規模は大きいのかも知れぬ。
だが、関係は無い。
幾千幾万の敵がいようと──いつだって、埒を明けて来たのは、この拳だ。
ならば、何もやることは変わらない。
ただ前へ進むのみ。
意志を固めるように拳を握りこむと、隣のアルマが視線を向けてくる。
私はそれに頷きを返し、今度は後ろの二人へと首を向けた。
「少し、急ぐぞ」
「わかった」
「了解」
二人から了承を得ると同時、アルマが足を速め、私達もそれに倣う。
目指すは劇場。生憎と前座は馬鹿な男達が踊っているだけの無様な喜劇だが──その後の真打ちを見逃すわけにはいかんのでな。
馬よりも速く、風を切り、私達は街の中心へと進むのであった。
◆
「……流石に、数が多くなってきたな」
五人組の小隊、その最後の一人を倒しつつ、手を叩いてアルマは小さく息を吐き出した。
劇場へと向かうにつれ、敵の数が増えてきているのだ。
無視して進んでも、この人数で敵に気付かれず目的の場所へと進むのは、多少骨だろう。
故に、選ぶは先手必勝。仲間を呼ばれる前に敵を倒しつつ劇場へと向かう……のだが。
「思ったよりも規模が大きい……奴らもそれだけ本気というわけか」
先ほどから、敵の数が多く、思うように先へと進めないのだ。
これでは、人質に何かが起こってしまうかもしれない。
かつての生徒である私が近くに居るにも関わらず、アルマは焦っていた。
「ですが今は前に進むしかないでしょう」
無論、焦っているのはアルマだけではない。
しかし私がいくら焦れようと状況は変わらないのだ。ならば心を落ち着けていた方が良い。
焦りは思わぬ失敗を生むこともある。心を落ち着けることが重要なのは、武術だけに限ったことではないのだ。
「……そうだな。それにしても、流石にそろそろ隠密行動にも限界が出てきたな」
隠密行動と言うには少し無理があるという事を自覚しているのか、アルマは苦笑いを浮かべる。
見つけ次第、見つかる前にはっ倒す。確かにこれを隠密行動と言うのは、そう言った行動をしている人々に申し訳が立たない。
なにか別の策があればよかったのだがな。
策を練る時間すらもなかった以上、それも叶わんだろう。
故に今は進むほかない。
特にそれ以上何を言うでもなく、私達は走りだす。
──だが、流石にこの様な無茶も長くは続かなかったようだ。
「……しまった、見つかったか」
遠く、視界の中の小人と、視線がぶつかる。
前提として私達には急いでいる、という事がある。
その上で敵の巡回ルートなどを知らねば、何時かはこうなるのも定まっていたことだろう。
「敵だッ! 集まれ!」
そして、こうなるのもまた必然。
武器を構えて走り寄って来る男達が、天まで届かせようかという声を張り上げた。
不味いな、仲間を呼ばれたか。面倒な事になりそうだ。
あれよあれよという間に集まってくる、同じ衣装を着込んだ者達を見て、思わず舌を打つ。
……思いの外数が多い。
詳しい人数はわからぬが、四人で居ても少し面倒を被る数だ。
倒すだけならば一人でもさほど手は掛からぬだろう。
だがこれ以上敵が増えぬとも限らぬし、何よりも今大切なのは時間を消費される事だ。
変に刺激し、劇場のセリア達に何かあったら不味い。
考えていることは同じなのだろう。
ソーニャとシェリルも流石にこれは、という顔をしていたし、アルマも露骨に表情を歪めている。
「さっきから連絡が取れない同志達が居ると思ったが……やったのはお前らか?」
集まってきた男達の内、最初に声をかけた者が私達へと剣を向ける。
肯定しようがしまいが、恐らく結果は変わるまい。
「女が三人に、男が一人。そのうち一人はガキかよ……マジでこんな奴らにやられちまったってのか……?」
侮るような言葉を吐きつつも、剣を向ける男からは警戒を感じる。
疑問の形を取りつつも、仲間をやったのは私達だと確信しているのだろう。
……参った。首魁の解放を求めて斯様な凶行を働く連中だ、すんなりとは通してくれぬだろう。
どうしたものか。
弱い頭に考えを巡らせた、その時だった。
「……お、おい……あの蒼い髪の女──アルマ=シジマじゃねえか……!?」
集まった男達の一人が、アルマを指しながら、恐る恐るといった形で疑問の声を浮かべた。
波が伝わるように、男達にざわめきが広がっていく。
「まさか……でも特徴は合う」
「ほ……本当だ、アルマ=シジマだ!」
「嘘だろ、なんでこんな場所に!?」
我が娘の顔はこんな者達にも知られていたようで──まさかこんな女子供が、という疑問は確信へ。
男達の警戒は最高潮へと達した。
「なるほどな……同志達もやられるわけだ。だがここは通さねえ、俺たちはクレイグさんを解放する為なら命だって惜しくはないんだ!」
男が鬨を上げると、同じ服を来た男達が拳を挙げて同調する。
この様子では、ちょっとした恐怖を与えて心を折るのも難しそうだ。
くそ、急いでいるというに……!
時間さえ気にしなくて良いのなら、いくらでも相手してやるものを。
この数を相手にしていたら、何が起きるかわからない。
今回ばかりはアルマの有名さが仇となったか──
……と、そこまで考えて、私は一つの考えを頭に浮かばせた。
そうだ。この男達が警戒しているのはアルマなのだな。
ならば、私達が抜けた所で、追手はない……か?
「くっ……面倒な事になった。スラヴァ、こうなったら君達は帰れ。
警戒されているのは私だ、君達が逃げた所で、追手の数はそう多くないだろう」
どうやら、アルマの考えも私と一致していたらしい。
ならば、言葉に甘えさせてもらうこととしよう。
「シェリル、ソーニャ」
二人へと視線を送る。
すると、ソーニャは少し驚いてから、シェリルと共に頷いた。
「では合図をするぞ……」
私達のやり取りが終わると同時、アルマは臨戦態勢を整え、囁いた。
「3……2……」
わかりやすく拍子を合わせるため、三つの数が減っていく。
「1……」
その数が円を描く瞬間──
「ゼロ……って、何をしているんだお前たちッ!」
私達は、一斉に建物の上へと跳躍し、駆け出した。
後ろではなく前──劇場へ向かって。
「ここは任せます! 武運を!」
申し訳無さを感じつつも、気持ちを誤魔化すようにアルマを激励する。
アルマは何かを言いたかったようだが、もはや戦いの火蓋は切って落とされている。
「後で! 説教だあッ!」
『だから帰って来い』との念を込めたアルマの声を背に、私達は駆ける。
追手の姿は無い。
よし、これで大分動きやすくなる。
「ああ言ってるけど……」
走りだしてすぐ。アルマから少し離れ、男達の声が聞こえなくなったころ、ソーニャが苦笑いと共に後ろを指さした。
アルマの説教か……娘からの説教というのも堪えるのだが、あの子の小言は何より長いのだ。正直、今から気が重い。
「私としては、タリスベルグよりも怖いよ」
「あはは……でも、娘さんは大丈夫なの?」
苦笑いすらも出来ない私に、ソーニャは困ったように笑ってから、表情を固く締めた。
大丈夫、か。その問いに返す答えは決まっている。
「絶対に大丈夫だ。たとえ十倍の数がいようと、アルマにしたら時間がかかるだけだろう」
「ふーん……随分と信頼してるんだね」
「ああ、あの子は、私の娘だからな」
深く掘り下げることはせずとも、訝しげなソーニャの視線に、私は自信に満ちた笑みを返した。
そう、あの子は私の娘だ。私が生きているころのアルマでさえ、あの程度は問題にも成らぬだろう。
なにせあの子は、私と師匠の教えを受けたシジマ流の師範なのだからな。
「……すこし、うらやましい」
私の笑顔を見たシェリルが、紙にインクを垂らす様に小さく、そう呟いた。
……正直に言うと、娘に仕事を押し付けてしまい申し訳なく思う気持ちはある。
だがそれも、アルマならばなんとかなる、という確信の上でのこと
……さて、と。娘に押し付けてしまった分、その先の仕事を気張らんといかんな。
◆
「く……くそ……なんだよアイツ……! あれが英雄だってのか!」
一人また一人と、蒼い髪の女性に向かってはなぎ倒されていく『同志』を見ながら、男は震えた声と共に足を後ろへとやった。
確かに、彼らには命に変えても組織の首魁を開放するという志が有った。
全員が全員そんな高尚な覚悟を抱いていたかは分からないが、それでもこの場に居る多くの者は、自らの命と引き換えに──という気概を持っている。
──だが、いま彼らの前にある現実は、どこまでも英雄であった。
気合一つで物事がなんとかなる。
馬鹿げていると思うかも知れないが、その実そんな事は少なくない。
人の持つ心の力というのは、存外に強いのだ。
そういう意味では、男達はかなり優秀な兵士だと言っても良いだろう。
己の命に釣り合うほどの志を持った戦士たち。
戦いのプロフェッショナルとは比べようも無いが、それでも男達は一般の人々に比べ、屈強であった。
しかし、飽くまでそれは一般人という常識と比較した場合の事だ。
彼らの目の前に立つのは、英雄という非常識である。
エルフの得意とする魔法の力。それを一切受け付けぬという怪物を倒した、究極の英雄。
それが、アルマ=シジマという武術家だ。
「出来れば、ここを通してくれるとありがたいんだがな。
殺さぬように加減をするというのも、存外疲れるんだ」
己が属性を宿した魔力──冷気を吹き荒らしながら、アルマは零度の声を投げる。
一見慈悲深い様に聞こえるが、その声は語っている。お前たちなど有象無象にすぎない、と。
事実、男達はこの十倍──いや、百倍の数を集めたとて、彼女に傷を負わせることは出来ないだろう。
タリスベルグというエルフの天敵に対しては相性的な問題もあるだろうが、男達とアルマにはもっと根本的な問題があった。
単純に、存在としての格が違う。毒すら持たぬ蟻では、龍になど勝てようはずもない。そういう問題なのだ、これは。
「く、くそ! なめやがって……!」
故に、男達に出来るのは、悪態を付くことと、無謀な突撃で数を減らすことだけだ。
増援はまだ呼べる。だが、数を増やしたとてアルマには通じないだろう。
それでも彼らは、ここで彼女を足止めするという使命を放棄することは出来ない。
「な、何故だ!? 異国の文化に侵食され、森が消えていく事を何故なんとも思わないんだ!
仮にもお前は英雄と呼ばれた者なんだろう!?」
「英雄、か」
膠着状態の中、男の言葉にアルマが耳を傾ける。
英雄アルマ。エルフの国では知らぬ者の居ない名だ。
しかし彼女は──それを否定こそしなかったものの、誇りに思ったことは一度もなかった。
「そんな肩書には、意味は無いよ。
私が正しいと思った事をしていたら、知らないうちにそう呼ばれていたというだけの話だ」
「だったら、この国の現状を憂いるべきだろう! なんとも──」
「思わないな」
「なっ……!」
もしかしたら、説得出来るかも知れない。
男の顔に浮かんだ希望はしかし、アルマ本人の言葉によって断ち切られた。
「正直に言えば、国だとか、そんなのはどうでもいいんだ。
ただ私は指導者という立場において、師匠の教えに従っているだけだ」
そして、とアルマは続ける。
「そして──教え子の晴れ舞台を、邪魔された。あの人ならばきっとそれを許しはしないだろうから。
……だから、私はお前たちを邪魔せずには居られない。私の可愛い教え子を人質にとったんだ。覚悟の一つも決めているんだろうな……!」
英雄アルマ=シジマ。エルフの国の人々は、彼女をそう呼ぶ。
だが彼女は、己の憧れの姿を追っているだけなのだ。
まるで、アルマの心情を世界に映すかのように。
静かな怒りが、アルファレイアの街に永久凍土の風を運ぶ──!
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