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多数の犬の死骸見つかった事件 男を逮捕11月18日 14時17分
先月から今月にかけて栃木県内で多数の犬が死んでいるのが相次いで見つかった事件で、警察は栃木県内の39歳の男を廃棄物処理法違反などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、那須塩原市共墾社の無職、木村正樹容疑者(39)です。
栃木県内では、先月31日、宇都宮市の鬼怒川の川岸で小型犬45匹が、さらに今月5日には那珂川町で小型犬27匹がいずれも死んだ状態で見つかり、警察は何者かが犬の死骸を放置したとみて捜査を進めていました。
その結果、木村容疑者が警察に出頭し、先月30日の夜から翌日の昼間にかけて、2つの現場に死骸を放置したことを認めたということで、警察は18日、廃棄物処理法と動物愛護法違反などの疑いで逮捕しました。
警察によりますと、木村容疑者は元ペットショップの従業員で今も犬の譲渡などを行っていて、調べに対し「引き取った犬を運ぶ間に死んだので困って捨てた」と供述しているということです。
警察は小型犬が死んだ理由や死骸を河川敷や山林に放置した動機などを詳しく調べることにしています。