佐々木康之
2014年11月18日00時11分
福岡県芦屋町の航空自衛隊芦屋基地沖で16日昼前に無人のゴムボートが見つかり、海上保安部と県警、消防が、空と海から乗っていた人を捜索する騒ぎがあった。当時は基地で航空祭の真っ最中。午後から空自のアクロバット飛行隊「ブルーインパルス」が4万人の来場者を前に展示飛行をする予定だったが、「人命救助が優先」(同基地)として海保や県警のヘリコプターによる捜索を優先させ、中止した。
若松海保などによると、ボートの持ち主は中間市の70代男性。朝から釣りをしていたが、午前10時半ごろに転覆し、投げ出された。男性は救命胴衣を着けていたため溺れずに済み、別のボートの釣り人がまもなく救出。男性は海岸に止めたバイクで自宅へ帰ったという。
正午前、通行人が転覆したボートを見つけ、交番に通報。海底に釣りざおなどが沈んでいたことから、ヘリ2機、巡視艇2隻、海保と消防のダイバーによる捜索が始まった。
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朝日新聞社会部
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