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自民・茂木氏「大変厳しい結果」
11月17日 0時44分

自民・茂木氏「大変厳しい結果」
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沖縄県知事選挙の結果について、各党の反応です。
自民党の茂木選挙対策委員長は記者団に対し、「支援した仲井真氏の陣営は日を追うごとに盛り上がりを見せ、逆転に向けて最後の最後まで全力で頑張ったが、一歩及ばなかった。大変厳しい結果と受け止めている」と述べました。

そのうえで茂木氏は、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画に与える影響について、「今回は基地に関する県民投票ではなく、あくまで知事選で、さまざまな政策について各候補者が訴えた結果だ。辺野古の埋め立てについてはすでに沖縄県の承認も下りており、普天間基地の危険除去に向けて、政府・与党として準備を進めていきたい」と述べました。

民主「政府は丁寧な手続きを」

民主党の枝野幹事長は東京都内で記者団に対し、「今回、民主党は静かに県民の判断を見守る対応をしてきたので、県民の選択を真摯(しんし)に受け止めたい。政府に対しては、普天間基地の名護市辺野古への移設について、今回の民意を踏まえ、一層丁寧な手続きで、県民の理解を得ながら対応するよう強く要請したい。民主党としても、苦渋の決断で辺野古への移設を決定したことを踏まえ、さらなる努力をしていきたい」と述べました。

維新「政府に対する痛烈な批判」

維新の党の松野代表代行は「最大の争点だった普天間基地の名護市辺野古への移設計画に、県民がNOを突きつけたと言っても過言ではない。この問題について維新の党は、必ずしも新知事と見解は一致しないが、県民に最良の解決策を模索し、実現することを切望する。今回の結果は、県民の思いを軽視して強引に移設を進めてきた政府に対する痛烈な批判でもあり、猛省を促さざるをえない」という談話を発表しました。

公明「翁長氏に祝意」

自主投票の方針で臨んだ公明党の斉藤選挙対策委員長は「翁長氏に対し祝意を表するとともに、今後、沖縄県の発展のために尽力されることを祈ります」と述べました。

次世代「辺野古移設は最善」

次世代の党の山田幹事長は「次世代の党が推薦した仲井真候補の主張が受け入れられず残念だ。国民の生命財産を守るための安全保障体制を大局的に考えると、普天間基地は、名護市辺野古に移設するのが、現実に鑑みて最善であるとの考えは変わっておらず、実現のため、これからも必要性を訴えていく」というコメントを発表しました。

共産「新基地建設は断念を」

共産党の志位委員長は党本部で記者会見し、「沖縄の新しい歴史を切り開く、沖縄県民の歴史的勝利で、この結果は、県民の意思に背いて、強権を持って新基地建設をゴリ押ししようとしている安倍政権に対する痛烈な審判だ。いやしくも民主主義国家を標ぼうするのなら、安倍政権は、今回の結果を重く受け止めて、新基地建設を直ちに断念するとともに、普天間基地の閉鎖・撤去に取り組むべきだ」と述べました。

生活「辺野古埋め立て再考を」

生活の党の鈴木幹事長は「これまでの選挙は、経済か平和かを中心とする、選択を沖縄県民に迫るものだったが、今回はイデオロギー対立ではなく、県民との公約を順守できるリーダーか否かが問われた。安倍政権は、今回の選挙で示された県民の意思を真摯(しんし)に受け止め、名護市辺野古の埋め立てについて再考すべきと考える」という談話を発表しました。

社民「県民の選択に敬意」

社民党の又市幹事長は、「新基地建設と埋め立て承認にノーを突きつけた沖縄県民の選択に心から敬意を表する。社民党は、翁長新知事と、新基地建設の断念と普天間基地の閉鎖・撤去に尽力するとともに、アメリカ軍基地の整理縮小と、日米地位協定の抜本的改定、安倍政権が進める憲法違反の集団的自衛権の行使を阻止し、戦争をさせない運動を強めていく」というコメントを発表しました。

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