門前仲町の居酒屋「だるま」のこの一皿はすごいですね、唸りました。
飲んでいたらすごくいい匂いがしてきたので
「いま作っているのは何ですか」
と聞いたら
「野菜炒めです」
もうその時点で興味を惹かれる、いい匂いなんですよ。
「それ、こちらにも貰えますか」
ためらわずオーダーして目の前に来たのがこれです。
(大分、お箸が出た後ですが……)
吾輩が今まで思っていた野菜炒めとは全然違います。
キャベツがない野菜炒め……
カブが入っている野菜炒め……
というか、
「これが野菜炒めなの」
吾輩ならずとも、正直にそう思うビジュアルですよね。
ひと口頂いたら
「うわ、やられた」
と、思いました。
料理の何たるかを知っているわけではありませんが、
「素材を活かす」
ということはこういうことか、と思いましたね。
野菜炒めというだけで勝手に
「炒めているんだから水分が少し抜けている」
というイメージがあって、それでお箸をのばすと面食らいますね。
ひとつひとつの素材が各々別個に湯通しされている中で、素材に依ってはその段階で下味もつけられているのだと思います。
それぞれの歯ごたえが絶妙で、またガーリックが程よく利いた甘辛のタレが何とも
合うわけです。
感動の野菜炒めでした。
お店の雰囲気もすごくいいですし、酎ハイをオーダーするとまた驚きます。
その詳細は敢えて明かしませんが……
味噌茄子も絶品でしたし、オーダーした時の「◯◯一発入りました」という調理場への伝達も新鮮でした。
営業時間が23:00時までであることとか、こうなるともう何から何まで感心してしまうお店でした。
はい、左様なり♪
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